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佐藤可士和に学ぶ、思考の習慣
みなさんこんにちは、ヘルスケアとフィットネスのお仕事や学びをサポートしている工藤です。
本日は『クリエイティブシンキング』についての記事です。
最近、テレビ東京のビジネス番組を視聴する機会が増えるようになりました。
「カンブリア宮殿」や「ガイアの夜明け」などです。
以前はよく見ていた時期があったのですが、ここ最近はごぶさたでした。
テレ東の番組編成が見直された4月を機に、改めて視聴してみると、非常によくできている内容だと感じるようになりました。
そして、上記の番組に、4月だけで2回もピックアップされる著名人がいます。
クリエイティブディレクターの佐藤可士和さんです。
現在は国立新美術館で個展も開催されています。
佐藤可士和さんが取り組んだ有名なプロジェクトとしては、ユニクロやセブンアンドホールディングスなどのロゴ制作が挙げられるでしょうか。
デザインをはじめとする表現力を駆使して、企業や商品のコミュニケーション戦略からブランディングまでを形にしていく、プロのクリエイターです。
私はヘルスケアの企画・マーケティング職に就いていることもあり、彼の思考法が大変参考になっています。
まずはこちらの本です。
整理。といっても、目の前にあるモノの整理だけではなく、思考の整理のヒントとなる本です。
私は社会人になって間もない頃に読んだ本で、今もその内容を活かして仕事をすることがあります。
わかりやすい例は、デスクの整理です。
私はこの本を読んでから10数年が経過していると思います。
しかし、本書を読み終えてからは、1日たりとも自分のデスクを整理せずに退勤したことはありません。
なぜなら、デスク(現実)が整理されていないということは、頭の中も整理されていない状態であると考えられるからです。
私は複数回の転職経験があります。
勤務初日、まずはじめにオフィスのデスクを見ます。
大抵は煩雑な状態なのです。
昨今は煩雑な状態の方が色々なアイディアが出るという意見も目にしますが、セキュリティの観点からも望ましい状態とは言えないでしょう。
そこから思考の整理が始まっているのです。
続いてこちらの書籍。
※文庫版も販売されています。Amazonではプレミア価格になっていました。
本書では、「クリエイティブシンキング=創造的な考え方で、問題を解決していくこと」と定義されています。
佐藤可士和さんの思考の根本や習慣の一部を垣間見ることができる本です。
誰でもすぐに取り組めそうなものとして、「見立ての習慣」が挙げられます。
見立て、つまり比喩することです。
『これって××みたい』
佐藤可士和さんは、小さな頃から好んである対象を何かに例える習慣があったそうです。
「見立て」には、全く別々の事象をつなげる力が求められます。
物事の本質を見抜く力が必要になるということです。
そう言われてみると、確かにその通りだなと思いました。
一流の経営者には、例えの上手い人が多いと言われます。
きっと、日頃から物事の本質を捉える習慣があるからなのだと思います。
デスクを整理することや、物事を例えること。
こんな日常の身近な習慣も、クリエイティブな発想につながる第一歩なのかもしれません。