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路地裏の『ななかまキッチン』で、心身を健やかに
みなさんこんにちは!工藤です。
本日は千葉県松戸市にある小さな食堂をご紹介いたします。
食堂は路地裏にちょこんとあり、生活圏にあった私でも数ヵ月気付くことがありませんでした。
店内はわずか8席。
しかも不定休。
私はこの一風変わった食堂へ定期的に通うようになりました。
その理由はななかまキッチンのコンセプトにあります。
以下、HPより引用させていただきます。
ななかまキッチンのコンセプトは、
<natural、usual、healthy> をそのベースとして掲げています。
現代の日常に過ごす、人々の多忙な(食)生活の中で、他の時間の2食あるいは1食が適当(おろそか)であっても、少なくともこの1食をきちんと摂ることで最低限の健康な食生活のレベルを維持できるであろう、そんな食事の内容をめざしています。
ななかまキッチンは市民的家庭料理店、食堂です。
流行のカフェランチのように、食器に特にこだわったり、おしゃれ見てくれ重視の食事を提供することを目的とはしていません。産直食材、無農薬野菜、など特にこだわったりするものでもなく、マクロビオティック、薬膳料理などといった特別な嗜好に傾くものでもありません。家庭の主婦と同じように、普通にスーパーで食材を調達し普通のガスコンロと普通のなべかまで、普段の家庭料理をつくっています。ただ、手抜きをせず、イチからていねいに手作りしています。水道栓が水漏れすれば自分で治しますし、壁紙がはがれれば自分で補修するといった具合で何事も、DIY<Do it yourself>を心掛けています。
こちらに書かれているコンセプト通り、実家に帰ってきたような、そんな料理が提供されています。
疲れた時にななかまキッチンで食事をすると、丁寧な食事と穏やかな雰囲気で、心身共に元気になることができます。
そして、メインのメニューは一日一種類(日替わり)だったり、料理が出てくるのに時間がかかると宣言していたり、ほとんどお店の宣伝をしていなかったり、何かと時流に逆行した運営をしているのが面白いところです。
おふくろの味を想像しがちなこの食堂は、男性の見るからに優しい店主が一人でまかないをしています。
こんな働き方もあるのだなと、美味しい料理を食べながら思います。
商品やサービスも、利用する「意味」に重要性があるのですね。