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健康業界で働いている人はもっと楽しく健康になれる
みなさんこんにちは、実家では2匹の猫を飼っている工藤です。
昨日まで4連休だった方も、そうでなかった方も、本日はお疲れ様です。
さて、先日NHKニュースでこのような報道がありました。
《違法な時間外労働は約半数の事業所で 厚生労働省調査》
厚労省の調査のうち、約半数の事業所で違法な時間外労働が確認されたとのこと。
国内の労働環境をよく反映したニュースでした。
正直に言うと、私も以前は違法な労働環境で働いていたことがありました。と言うより、キャリアのかなり長い期間、そのような組織に所属していました。
自分で望んでいたことではありません。
大抵は、将来のビジョン達成のため、目標達成のため、お客様のため、だから耐えるんだと言われていました。
しかし、それらの達成前に、長時間労働が原因で逆流性食道炎になったり、身体を壊したこともありました。
所属している(残っている)スタッフがみなその環境に耐えているので、体調を壊したり休む人間が悪とみなされる、そんな文化がありました。
たしかに、繁忙期や新規事業立ち上げ時などは、基本ルールが適応できない例外的なケースもあるでしょう。
しかし、あくまで例外に限っての話です。かけられる負荷の度合いも限度があります。
明らかに組織文化が精神論に偏っているケースもあり、弱い立場の労働者が限界を超えてしまうケースがあります。
そんな時は、先日記載したインド出身のカルさんのように、はっきり異を唱えて良いと思います。自分ひとりでは無理なら、然るべき人の力を借りるべきです。
心身に残ったダメージが、元に戻らないこともあります。
何が一番大切か。
私にとっては長時間労働をして何かを得ることではなかったので、今はとてもクリーンな環境で、自分のやりたい仕事に向き合えています。
それは、すぐに見つかりませんでした。
非難されることがあっても、探し続けたからやっと見つかりました。
そんな周り道は出来ればしない方が良いと思います。
耐えることが選択の全てではありません。
健康業界で働いている人はもっと楽しく健康になれると私は思います。