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Think Differentのすゝめ
(Think Different CMのモノローグより)
クレージーな人たちがいる。
反逆者、厄介者と呼ばれる人たち。
四角い穴に、丸い杭を打ち込むように物事をまるで違う目で見る人たち。
彼らは規則を嫌う。
彼らは現状を肯定しない。
彼らの言葉に心をうたれる人がいる。反対する人も、けなす人もいる。
しかし、彼らを無視することは誰にもできない。
なぜなら彼らは物事を変えたからだ。
彼らは人間を前進させた。
彼らはクレージーと言われるが、私たちは彼らを天才だと思う。
自分が世界を変えられると本気で信じている人たちこそが本当に世界を変えているのだから。
ー1997年に初公開されたアップルのCM、シンク・ディファレント。
パブロ・ピカソ、トーマス・エジソン、マハトマ・ガンジー、ジョン・レノン、ボブ・ディラン、アルバート・アインシュタイン、ルーサー・キング・ジュニア牧師…
20世紀の象徴的な人物が10名以上登場する広告キャンペーンは、公開から5年間も継続されることになります。
私は、上記のモノローグが好きです。
なぜなら、私は凡人代表ではありますが、いつも「みんなと同じこと」ができなかったからです。
フィットネス業界では、みんなの目指すトレーナーでもインストラクターでもない、分類しづらい存在になってしまいました。
フィットネス業界の標準ルートから外れ、突然沖縄でウェルネス事業を立ち上げたり。
いまはヘルスケアの企画開発を仕事にしていても、同じようなキャリアの人はいません。
このnoteの記事も右往左往して、ジャンルは何かと言われたら私も明確に答えられません。
大切にしたいのは、楽しく、元気に生きること。
そんないつでもカテゴライズできない人間が、誰かの役に立てるのであれば、それほど嬉しいことはありません。
枠からはみ出たおかげで、数年前よりは誰かの役に立てている実感があります。
しかし、一体こんな自分が何の役に立てるのか、今でもはっきりとは把握できていません。その「何か」を探すために記事を書き続けている気がします。
Think Different のモノローグは、自分が抱える不安な気持ちを勇気付けてくれます。