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同居する義母への拒否感について考えてみた(赤ん坊編)

はじめまして、soracoです。

noteは、たまに岸田奈美さんの文章を読むくらいで、書くことなんて思いもよらなかったのですが、頭の中のモヤモヤを整理するために、したためてみることにしました。

プロフィールをもし読まれた方がいたら、双極性障害(躁うつ病)の夫と男児、それから白猫が家族の私が、義理の両親と同居していることはすでにご存じかもしれません。

同居は6年になります。

3年前に男の子が生まれ、そこら辺から、義両親との関係で「これでいいのだろうか・・・」と迷ったり、悩んだりすることが増えました。

話は変わって今日、婦人科で子宮がん検査を受けて思い出したのですが、あの婦人科特有のウイ~ンと上に上がって足をパカッと開く椅子、私はあれに毎週のように座っていた時期があります。

それは、不妊治療のためでした。

何度もあの椅子に座り、最後には体外授精もして、男の子が生まれました。

赤ちゃんのことを夢見て、お世話することを楽しみにしていた私ですが、実際に生まれてみると、寝不足や心配の連続で、カリカリ、むしゃくしゃしていたように思います。

その最たるものが、義母が手伝おうとする事への、激しい拒否感でした(これが、悩みのメインテーマとなっていきます)。

私は、夫の病気も心配だったため、自分が側にいた方がいいだろうと(これも、思い上がりかもしれませんが)、里帰り出産はしませんでした。

義母は早くに親を亡くしているため、里帰りは当然していないので、それに気を遣っていたのも、少しはあったように思います。

そのため、つわりの期間も、出産後の時期も、すべて義実家でした。「1ヶ月は寝てるだけでいいのよ」と義母に言われ、いろいろと良くしていただきました(とはいえ、初めての育児に、夜間授乳の過酷さも相まって、記憶は曖昧です)。

ただ、私たちの部屋で赤ちゃんが泣き止まないでいると、階段を「ダン、ダン、ダン」と上がってくる音が聞こえ、義母がやってきます。そして抱っこして泣き止ませようとします。

私はこれに、なんというか、ビックリしました。

「それは私がやりたかった・・・」という思いが募ります。

どうやら私の想定以上に、義両親にとって孫はかわいいものであり、家に赤ん坊がいると、我も我もと触ろうとするのです。

「そのことの何が悪い?」・・・確かにそうです。

私の悩みは、そうした『普通の振る舞い』が、非常に嫌だということなのです。

一つには、赤ちゃんへの思い入れの強さがあります(体外授精でやっと生まれたということ)。

その次に、本来なら子どもを望んでいなかった夫に、かわいがってもらえるだろうかという不安がありました(病気や、それに伴う実父との関係悪化により、親になることを怖がっていた夫)。

そして、義母に赤ん坊が懐きすぎて、私の元に戻らないのではという不安です(これは、私の人間関係づくりの下手さからで、常に友人を失うのでは、という不安がずっとあるのです)。

あとは、義母の押しの強さ(笑)。これは彼女の良いところでもあるのですが、上記のような理由をいちいち説明するわけにもいかない私にとっては、押しの強さが困るというか・・・。

と、今になっては冷静に理由も分析できますが、当時は「触らないで!赤ちゃんを持って行かないで!」とヒステリック気味な気分で、義母に抱かれる赤ん坊を見ていました。

義母に対するこうした拒否感が生まれると同時に、自分に対する嫌悪感も募っていきました。

普通の人当たりのいいお嫁さんなら、こんな風には思わないはず、私がこう思うことが子どもへの悪影響になるかもしれない・・・。

拒否感と自己嫌悪で、育児以外のところで、ものすごく疲弊しました。

疲弊して、摩耗して、今に至るという感じです。

育児の合間に、在宅仕事、家事(これがまた義母とのやり取りとなるので、なかなか上手くいかない)、そして外出を妨げる新型コロナウイルス!

さまざまなストレスがかかる中、何とか前に進みたい私の、愚痴めいた文章になるかと思いますが、続きも書こうと思いますので、今後もお付き合いいただければ幸いです。

P.S.【義実家・脱出編】がいつか書けるように、今少しずつ動いています。


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