霊感占いに行った話

占いはいいことだけ信じるタイプです。

今年は人に恵まれなかったなぁということが何度かあり、珍しく悩んでいました。

(本当にちょっとした人間関係です。
基本的にはとても人に恵まれていて、とてもあたたかい人たちに助けられています。
ただ、悩むくらい、うまく会話が進まない人と関わりを持たなければいけないことが何度か重なってしまいました。)

この"恵まれなかった"という考え方も好きではないし、そうゆう人を選んでしまったか、そう思ってしまうようなことをされる何かを自分がしたか等、自分に原因があると思うタイプなのですが、それを踏まえても、避けようがなかったある種の災害的な人との関わりなどがあり、

(…いや、でも結局は"あれ?"と思うことはあったのに、ポジティブな未来に賭けて関わることを選んだので、自分に原因があるというのは大前提として。)

自分自身の思惑以外のところで見えない力が働いているのかと思い、見えない力に頼るか〜と、お祓いか占いにでも行くことをぼんやり考えていました。

そんな時、たまたま妹から当たる占いに行ったと言う話を聞き、
10年以上の付き合いがあり弊社の業務を委託しているマネージャーさんと話の流れで行くことになりました。

新大久保にある、"霊感占い"です。(初めて聞いた)
個人的に占いや霊感、スピリチュアルなことは好きです。

全く宣伝でも案件でも無く、当たっているなぁと思うこともあったので、忘れないために書き留めておきます。

住所と生年月日を書くと、でっかい扇を広げて何やら呪文を唱える先生、そして住んでいるところの運気を教えてくれます。

私が今住んでいるところは「悪くない」みたいなニュアンスだった気がする。(すでに記憶が曖昧)
そして「あと4.5年くらいはここに住んでていいよ」と。

娘(1歳)が小学校に上がる前には引っ越したいと思っていたので、聞いてもいないのに、そのタイミングを言い当てられたようで少し驚きました。

占ってほしいことは"仕事"についてであることを伝え、芸能関係の仕事をしていること、表に出ることと裏方の仕事もしていることを伝えました。

以下、言われたこと。

・「働かなくていいなら働きたくない」と思っている人なので、手軽に発信できるSNSを使ったインフルエンサーが向いている
・ファンサービスや接客業が向いている
・仕事をしたとしてもあと30年くらい
・わがままなのでやりたくないことはやらない
・遊びが仕事
・裏方の仕事、クリエイティブな仕事も悪くはない
・躁鬱の気があり、自分が人気者じゃないと気分が落ち込む傾向にある
・今の仕事を続けてよい
・2人目の子供を作るなら◯年と◯年は避けて

といった感じ。

・「働かなくていいなら働きたくない」と思っている人なので、手軽に発信できるSNSを使ったインフルエンサーが向いている

私、働くの好きだと思っていたんですけど、遊んでいるかのようにできる仕事だったからなんですね。
私が好きなのは仕事ではなく、遊ぶことだったという気付き。
好きなことを仕事にできていて良かった…。
そしてSNSは比較的得意です。

・躁鬱のけがあり、自分が人気者じゃないと気分が落ち込む傾向にある

今は私生活も仕事も充実しているのと、論理的に物事を捉えるという思考の訓練をした結果、承認欲求が満たされないと落ち込むということはありませんが、
昔はそうだったので、本来は自分が人気者じゃないと落ち込む、そうゆう人間なんだなと思います。

若かりし頃は、自分自身が他者に承認されない、自分の存在がこの世界の一部ではない、と感じることにとてつもない焦燥感を抱いていました。
それ故に、我武者羅にコンテンツを生み出し、演じ、走り続けることができた、というか、それしかできなかったのだと思います。

・仕事をしたとしてもあと30年くらい

この先年金がもらえるかどうかとかわからないので、あと30年で働かなくても大丈夫になる、というのは嬉しい占い結果でした。
60歳くらいまで、頑張るか〜。

・2人目の子供を作るなら◯年と◯年は避けて

2人目の子供のことは、仕事とは関係ないし自分から聞いたわけじゃなかったんですが、私が知りたいことであるとわかったのかもしれません。すごいかも。

ある程度結果を聞いたら、聞きたいことはある?と先生が言うので

最近、対人関係でうまくいかないことが続いたんですが、自分に何か変えたりするべきところはありますか?

と尋ねました。

返答は

変える必要はない。わがままじゃなきゃ出来ない仕事だから。

と言うことでした。

私自身、わがままであることは自覚していて、特に仕事において、自分自身の考えやクリエイティブにおける自身の"正解"を曲げることが出来ない性格です。

今の仕事を続けて良い、
わがままじゃなきゃできない仕事、
だから変わらなくていいということを肯定的に捉えることにしました。

人との関わりに悩むことが続いていてその原因を自分自身の内側から探っていましたが、
私自身が悪い、悪くないではなく、
元々わがままな性格であり、
それが良いとされる仕事についている以上、
他人との価値観や考え方の不一致を感じることは、ある分野(自分が譲れない部分)において必然なのだと。

わがままで、
自身が人と合わないと感じていることが、
この仕事において必要な要素であるのなら、
わがままであることを受け入れ、
自身が変わるでもなく、
他者を変えるでもなく(他人を変えようなんてハナからそんなことは考えてもいないが)、
そんな自分自身を受け入れてくれる環境、人、仕事を選べばいいということが、確かなものに変わった瞬間でした。

占い結果としては、考えもしないような驚きや発見があったわけではなかったですが、
うっすらと思っていたことや考えを明確に形どるのにとても意味のある時間だったと感じます。

ちなみに、昔から占いはいいことしか言われない(覚えているのがいいことなだけかも笑)し、手相は両手にはっきりラッキーM線があります。
ラッキーM線がある人は若年期に努力し中年期以降に成果が出るそうな。

ラッキーM線は、感情線・頭脳線・生命線・運命線が交わりMに見えるような線になること。


こちらは私の手ですが、こんな感じです。
私は両手の手相がほとんど一緒で、両手こんな感じ。


わがままに自分を貫いた20代、そのわがままさに悩み向き合った30代前半、それを受け入れたこれからの30代後半、あと30年働く人生がとても楽しみです。

ちなみに一緒に行ったマネージャーさんは、カリスマ占い師の素質があるらしく、勧誘されていました。笑
あと見た目も中身も「男」って言われていた。
男の中の男。
なんなら「自分を女だと思うな」って怒られてた。


私は見た目は女だけど中身が男、らしい。

昨今、女だの男だのっていうのはナンセンスかもしれないですが、生物学的上、思考が男性的、女性的、というのはあると思うので、マネージャーさんと男同士、気が合うことに納得しました。

女子2人で占いに行く、というキャピキャピしたシチュエーションだと思っていたんですが違ったみたい。

占いに限らずですけど、その結果を受けてその後どうするかが重要だと思うので、いい未来に繋げます。


占いが終わると部屋の壁沿いにある三つの像に300円を払って聞きたいことを聞くと、
「YES」なら右に、「NO」なら左に身体が勝手に回る、というオプションがあったのでやりました。

「お金持ちになれますか?」とか「有名になれますか?」と聞くと勝手に身体が回ります。

これはなかなか面白かったです。

私はめっちゃ有名になれるけど、お金持ちにはなれないみたい。

マネタイズ思考はほどほどに、わがままに頑張ります。

そんな占い体験の書き留めでした。
お読みいただきありがとうございました。


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