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退職の下準備_収支計画を練ってみる

退職したいと考え、無計画に辞める方法もありますが、家族がいると事情が大きく違うかと思います。表向きはトップ画像のような雰囲気でのほほんとしながらも、裏では綿密な計画が・・・

そこで、下記のような方に向けて記事を作成してみました。

✓ 退職しようと考えている
✓ なんとなく将来が不安だ
✓ ライフプランをどう考えていいかわからない

実際に私自身が退職前の数か月間にエクセル等でまとめていた内容をご紹介します。

保有資産の棚卸

そもそも今自分がどのような資産を持っているのかがわからなければ何も始まりません。

配偶者・親も含めて可能な限り見える化していくことが必要かと思います。

・お金

・株式や債券

・土地や建物※1

・スキルやノウハウ※1

一度、キレイに整理すると、それ以降は足したり引いたりしていくだけとなるため、あまり苦にはなりません。

※1.実際には私はまとめていませんでしたが、これらもキレイにまとめるととても心強いと思います。

退職前後の収入

1.退職前

通常であれば、今の給与が継続するかと思いますので、退職日まではそちらが収入として入る想定となります。

2.退職後

再就職される方は給与収入が主になるかと思いますが、その他の方はどのような事業をやってどのくらいの集客を見込み、売り上げ想定はどのくらいか等のシミュレーションが必要かと思います。

※妻が開業に向けて準備を進めておりますが、なかなか売り上げ想定は大きくなりません。事業を継続されている方の凄さを思い知らされます。

なお、忘れてはならないことが退職金です。

退職後の生活を考えるうえで、この金額を把握していないと生活設計はできません。お勤めの会社に確認し、今辞めたらいくらの退職金となるのかをしっかり把握しましょう。

退職後の支出

家計簿つけていますか?もしつけていないのであれば、これからでもつけ始めてみてはどうでしょうか?

数年つけている方であれば、生活にかかるおおよその金額感を出すことができると思います。ちなみに私は結婚前も含めて既に10年以上家計簿をつけています。

この時、子供にかかる各種イベント(特に入学にかかる費用でしょうか)や車や家の購入、それらの大掛かりな点検・修繕も見積もる必要があります。

加えて税金・健康保険等の公的な支払いも忘れずに。

年金生活への切り替わり

完全引退後には年金での生活が待っているものと思います。年金破綻の声も聞こえますが、不安材料をすべて取り込んでしまうと、計画は全く立てられません。

現在まで収めた金額+今後収める想定で受給する金額を年金ネットで調べることができるため、そちらで受給金額を調べ、老後にかかる費用を見積もりましょう。

まとめ

結構、根気のいる作業ですが、家族持ちがいざ退職となると、配偶者および両親(義理の両親含む)の理解も必要となってきます。

理解を頂く際に、「無計画です!」ということは少し残念な気がします。

上記の「資産」+「収入」-「費用」を死ぬまでの期間で計算し、マイナスにならなければ、堂々と自信を持って退職という選択肢を選ぶことができるのではないでしょうか?マイナスになった場合は退職日を1年、2年ずらす等でいくらでも補正が可能です。

老後まで含めた想定をしっかりと”見える化”しておくと、各年の結果との差異で以降の計画見直しにもつながり、安定した気持ちで日々をおくれるものと思います。

参考になれば幸いです。

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一姫二姫三太郎
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