超個人的ランキング!コスパのいいクラフトビール!
ビール王国にも度々掲載されるビアジャーナリストでありイラストレーターであるイソガイヒトヒサさん(instagram→ @isogaihitohisa)の
イラスト乾杯フェスに参加してイラスト描いてもらったぜー!
それを記念?して…
少し前から思っていたのだが、
ビールもこだわって作られたものは一本1000円を超えてくるのも普通になってきて、しょっちゅう飲むのには高すぎると複雑な感想を抱いていたところに、
コロナでさらに安いものにしか手が出にくくなった。
それって僕だけではないはず。
そんな中まるで「レコードディグの感覚に似ているな」とハマってきたのが、
このクオリティがこの値段で買えちゃうの?!というビールを探すこと。
そう、コスパを重視するという観点での評価基準だ。
自分が実際に飲んで、同価格帯の商品よりも明らかに突出しておいしいと感じたビールをご紹介!
今回は完全なる独断と偏見で選択。
限定商品もあるので悪しからず!
ではどうぞ!
・エチゴビール/のんびりふんわり白ビール
評価理由:他にも近作サマータイムブルーを含め、新作でも特に小麦ビールが出色の出来だったこと。
大変品が良くラベルイメージ同様脱力できる時間を提供してる良い商品。
好バランスな酸味とフルーティな香りを200円台で実現。全ブリュワーさんに参考にしてほしい!
ちなみに同社のコシヒカリ越後ビールも大手王道がお好きな方にはドンピシャなのでオススメ!
リカーショップのやまやで購入。
・KONA BREWING/アイランドコラーダ クリームエール
評価理由:ぶっちゃけカクテル味のビールを作り出すのって、時間と余裕を持て余したブリュワーの遊び…みたいな要素が強いのだけど、今まで飲んだピニャコラーダを目指したビールの中でもっともクオリティが高く好感度爆上がり。
あくまでビールとしての存在だということを忘れていない造りが喉通りで感じられる。
日本では限定品なのでご注意を。ハワイのタップルームでは実は定番扱いってパターンは往々にしてあると思う。
こちらはワンコインで収まるくらい。
びあマ神田店で購入(その後店頭在庫は確認できなかった)
・coedo brewing/梅雨セゾン
評価理由:ラベルデザインが繊細…な隣に情報量が多いのがなんとも言えないけれど汗
見た目通り美しい梅セゾン。控えめながら氷砂糖と熟成樽までの総動員で潰しにかかってくる贅沢コラボ品。
また、アメリカのストーンとNZのガレージプロジェクトというまたクラフトファンには嬉しいチョイス。
ベルギー現地のセゾン特有の嫌味がないバランスがcoedoさんらしい、飽きがこない味。何でかリピッちゃうんだよな〜
どうやって収めたのか大いに謎だが、同じく約ワンコインちょい。
成城石井で購入。
・THE 軽井沢ビール/高原の錦秋
評価理由:これは秋限定商品で、今年は8/5から発売らしいのだけど、毎年解禁が楽しみにしているお気に入り。
赤ビールとあるがスタイルはアルト。ドイツのスタイルはモルティさがジュースィポイントなのだけど、そこにさらにカラメルやメープルシロップのような香りも乗っかり、ふんわりしっとり飲める仕上がり。
より熟成させれば味わい深くなるのだろうけど、十分瑞々しくて、ワインコイン以下でこれなら◎
じっくり飲みたい派の人には試してもらいたい!アルト好き増えろ〜!!
お酒のカクヤスで購入。
・北海道麦酒/チェリー&ベリーエール
評価理由:正直変化球系の発泡酒しか作らない醸造所さんに偏見があった時代があるのだが、フルーツビールだけを作り続けるこちらのビールはどれも完成度が高くて認識を改めることになった。
その中でもこれを取り上げたのはチェリーを使ったビールはベルギーをはじめよく作られてきたけど、ブルーベリーも入れたバランス感覚に悶絶したから。
味に奥行きが出てロゼワインにも匹敵するようなコクがあり、普通のフルーツビールでもここまでの立体感は味わえない…!
なんと300円前半。同社のメロンもピーチもスイカもライトで納涼にオススメ。
のもの秋葉原エキナカ店で購入。
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さて、なるべくクラフトビール専門店にしか置いてないようなものは避けました。
図らずもワンコイン特集みたいになったけど、人に紹介されたものって自分ではチョイスしないものがあってその新鮮さが良いよね〜
ってことで好評なら定期的に取り上げようかな。
コストかければおいしいビールができるのは道理だし、いちユーザーとしてはおいしい方を歓迎するけど、
おいしさの定義とレベルがわかってないと「この値段でこれはすごい!」は言えないわけなので、ディグし続けたい今日この頃。