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【店舗予選優勝】ドリームオーダー 朗希国吉型ロッテのすゝめ

みなさんこんにちは、井出多可志と申します。
北海道で、ロッテをメインでドリオをしていますが、この度そのロッテで店舗予選を優勝することができました。
そしてロッテで優勝をするまでの間に、ネット上で3弾環境のロッテデッキの情報の少なさを実感しました。
そこで、ロッテで勝てたデッキ、それも、特にネット上でデッキレシピがない朗希国吉型の解説をしようと思い、このnoteを書きました。
また、このデッキの原型は僕が考えたものではなく、ノイズさん(@noisesama_D)という方が教えてくれたデッキです。それを自分なりにわずかに改造したデッキです。そして、そのデッキをどう使うかを僕が代弁するというか、僕がこのデッキをどう使ったかを書き記したものがこのnoteです。
僕はそんなにプレイングが上手い訳ではないですが、このデッキのおかげで勝つことができました。そのデッキが少しでも役に立ってくれたら嬉しいです。
それでは、やっていきましょう。


1.デッキコンセプトについて


俺のデッキ

デッキコンセプトは、朗希と国吉の固い守備で相手を抑えて勝つ、というものでした。
しかし、実際にやってみると北海道という場所柄多い、青い悪魔達に初回に打たれまくりましたが、その点数をどうにかして返していって勝つ!という試合が見られました。

青い悪魔①
SAMPLEの文字が上にあるのがいい
青い悪魔②
値千金1枚でAP7強振+3、ミトバ1枚でAP10ミート+1、最強

そのため、デッキコンセプトは国吉、藤岡、奨吾という「投打の圧倒的火力」となるでしょうか。
でも朗希が初回バチバチ打たれてるんですが。プレイスキル低くてごめんね、朗希。

2.継投について

佐々木朗希 メイン採用3枚

洗練された能力

国吉佑樹 メイン採用3枚

3回版 舜平大

西村天裕 メイン採用0枚

オーダーは厚ければ厚いほど気分が良くなるので採用

東妻勇輔 メイン採用0枚

上に同じ

澤村拓一(0コス) メイン採用0枚

上に同じ

益田直也(1コス) メイン採用0枚

上に同じ

オーダーには朗希、国吉、西村、東妻、澤村、益田を入れていますが、タイムポイントは藤岡に2回使いたいため、継投は1回が限界になります。そのため、朗希国吉の継投が最も強いと考えられます。
そして継投については各地の優勝デッキを見るに、朗希益田型が多いと思われますが、僕が朗希国吉を使う理由がいくつかあります。
1.投手がイニングエリアにいれば圧倒的火力が出せる奨吾と相性がよく、投打にバランスが取れること。
2.同じ名前、たかしである荻野をデッキの要として使いたかったこと。
3.3回に条件付きDP8になり、最強の(事実上の)抑えとなる国吉を使いたかったこと。
そして一番大きな理由が、4.この型のロッテを教えてもらったときに、このロッテは強そうだ、パクろう。と思ったこと。
このくらいでしょうか。
さて、そんな訳で国吉を使っているんですが、2番目の理由で述べたように、国吉が強い。9割方3回にDP8になり、そんなに試合はしてませんが、3弾環境以降全ての試合で無失点です。
現実のように強い、国吉。プレイングスキルがなくて、感覚で「このくらい出せば抑えられるだろ」でドリオをしている、危うい自分を助けてくれました。
継投は基本的には1回と2回を朗希に任せ、3回は国吉に頼っています。
2回途中で朗希が降板して、国吉に任せるのもありだと思いますが、僕はマリガンが下手で、1回に朗希の覚醒札が集まらないまま元のAPの高さでどうにかして抑えるというのが基本パターンで、そして2回になると朗希の覚醒札が集まってくるというのが多いので、2回は覚醒をどんどん使って朗希で抑えるっていう下手なプレイングをよくやります。

3.野手陣について


1番 G.ポランコ(2コス) メイン採用1枚

4弾のポランコ、強そうで嬉しい

現状ロッテで唯一常時AP6が出せる打者です。1番に置けば初回はAP6強振+3が出るのは魅力的!
ですが、相手側からは本気で抑えられます。そのため、僕はアウトになってもいい前提で、勝負師を吐かせられたらよし、ミートで勝負して、打てれば非常によし。そんな感じで使いました。
もちろん、たまには強振で勝負しますが、基本はミートで振って、出塁して次に繋げるというのを目的にしていました。
また、APサポートが強振なので、メインの1枚を他の選手の強振サポートに使うのもありだと思います。

2番 藤岡裕大(3コス) メイン採用3枚

絶対出塁マン 勝利(打順勝ち)を呼ぶ一打を放ちがち
金を持ってたのでUR

ロッテ最強打者です。最強のタイム能力を持っているので、打順が回ってくる2回ともタイム能力を使うのが普通でしょう。そうでなければわざわざタイムを使うのを最小限に抑えるために3-2継投する必要性がありません。
まず、基本AP7、さらに覚醒13が出るのはバグレベル。そして大事なのがカードも1枚引けること。継投が少ないのでドロソが必要なロッテにとって、こんなに素晴らしい打者はいない。ありがとう、藤岡の能力をこれに決めた人。
メイン3枚はたくさん覚醒させたく、かつミートDP3も結構嬉しいという理由からです。
ちなみに、みんな藤岡をミートで守りがちなので、決勝卓では藤岡を覚醒させて強振で勝負するということがありました。(でも確か勝負師使われた気がする、けど読みに勝って強振で打ったのは事実)結果は2ランホームラン。これがなければ負けていたかもしれません。こんな感じで相手を騙す手も使えるのが藤岡のいいところです。ミートでも、覚醒させて強振でも、圧倒的なAPの暴力で出塁を狙えるのが藤岡の魅力です。

3番 中村奨吾(2コスSR) メイン採用3枚

魂込めた一打を見せてくれる、ありがたい選手

僕はじゃんけんがそこそこ強いです。そのため、基本的に後攻を取ることができます。後攻の場合、イニングエリアにカードが1枚ある状態で攻撃が始まり、6割くらいでイニングエリアに投手がいるので、奨吾はそのくらいの確率でAP7強振+1になります。
そんな訳で、彼は6割で常時AP7、残り4割で(荻野の能力で確実にイニングエリアに投手が置けるので)2巡目のみAP7という、私が使っているロッテの主砲的役割を果たしてくれます。
店舗予選の決勝卓でも、(打順勝ちは確定していたけれど)彼がサヨナラ2ベースを打ち、優勝しました。
メイン採用3枚も、イニングエリアに投手がいればミートDP4が出せる彼の能力を買ってのものです。下位打線を抑えるくらいなら、それどころか上位打線でも、国吉のDP8と合わせれば(相手がミートなら)大体抑えられます。堅実な守備が大好き。

4番 友杉篤輝(1コスR) メイン採用1枚

ドロソ


強い打者はなるべく上位打線に置いて、下位打線は05族とかを置くのがドリオでは定石です。
友杉はミトバを使えばカードを1枚引ける、貴重なドロソなので、採用は必須級だと思っています。そして、そんなドロソにはなるべく打順を回したい。そのために能力の強い上位打線3人の次に置きました。
しかしながら、相手はミートで本気で抑えに来てアウトになることが多いので、1枚引ける代わりに1アウトだと思って使っています。
メイン1枚は覚醒ミトバ用です。覚醒ミトバで14出して、ダイスに持ち込むということもできます。ミート+1が嬉しい。
友杉が関わり、かつよくある試合展開としては、3回に1アウト2、3塁とかで友杉に回ってきて、友杉はアウトになるがコンボで1枚引き、次打者の恭大が決めて勝つというものです。こういうときは、友杉を4番に置いて、ドローできたから勝てたんだなと思います。

5番 藤原恭大(1コス) メイン採用2枚

地味だが強い 勝利の一撃を放つ

覚醒11は偉い。強振DP3も偉い。APサポートが強振なのも偉い。全てが偉い。
強振守備でも、攻撃面でも強い。1~4番よりは目立った能力もないけど、確かに強い。偉すぎる1枚。

6番 山口航輝(0コス) メイン採用0枚

パック剥いたら出てきたのでCH

05族。もちろん採用。

7番 佐藤都志也(SD0コス) メイン採用3枚

守備札

打順を7番にしたのは、後攻のとき投手が既にイニングエリアにいるのに何かの間違いで荻野に回ってくるのを防ぐため、また先攻を取ったときにイニングエリアに何もいないのに荻野に回るのを防いだりするためです。AP4なので基本はアウトだが、覚醒したりするのもあり。APサポートが強振なのがやっぱり偉い。このデッキには強振のサポートが少ないので本当にありがたい。
捕手の本領発揮もあるのでこれ1枚出せば下位打線は抑えられることが多いのも非常に良いですね。
ちなみに、3弾の0コス都志也を使わなかった理由は、初回の守備に問題が起きるのが予測されるからです。

強振+1は嬉しいんだけどデッキ的に不採用

前述したように、僕はマリガンが下手で、覚醒札が1回に手札にないことが多いので、1回はSD都志也を使ったりしてどうにかして1、2失点くらいに抑えています。
しかしながら、3弾都志也は1回はただのミートDP2なので、守備面ではちょっと……という印象が残ります。しかもAPサポートがミートだし。
そのために、少し攻撃力は落ちるけれども、SD都志也を使う判断をしました。そもそも都志也をこの打順で使う1つの目的に荻野に回す前に3アウトにするというのがあるので、わざわざ攻撃力を増やす必要はありません。

8番 荻野貴司(1コス) メイン採用2枚

近所にあったからRH
荻野の応援歌のおかげでロッテの応援歌にハマり、ドリオでロッテを使おうと思った

そんな理由で8番に荻野です。同じたかしとして、とても尊敬している選手です。最強のベテラン選手。
強振DP4も素晴らしい。絶対強振が飛んでくるだろうと思った強打者には荻野と勝負師なんかで抑えられる。下位打線も荻野が1枚あれば相当抑えられる。
ちなみに、僕がドリオをしている中で、一番嫌いなのが下位打線からのホームランです。2、3週間くらい前の店舗予選ではAP4の0細川(中日ではなくハム)にホームランを打たれ、それが決勝点となり敗北。その人が優勝するということがありました。また、その店舗予選では別の人の1細川(もちろんハムです)にもホームランを打たれ、「下位打線に打たれるのが一番きついから、一発がないようにしっかり抑えるようにしよう」と心に決めました。
そして、僕が優勝した店舗予選の時では、2戦目に下位打線のAP5の選手が2人連続でフルスイングと値千金をしてきましたが、朗希+荻野を2回連続で決め、無事抑えることに成功しました。過去から学ぶことも大事だと実感しました。
そんな荻野がメインになぜ2枚なのかは後で説明します。

9番 角中勝也(SD0コス) メイン採用0枚

最強のベテラン

9番にAP5がいるのが一番良いと思い、この打順です。角中で打って、上位打線に回すのが理想的です。05族は偉大。

4.戦術について


勝負師 メイン採用3枚

日本選手権限定仕様の勝負師、ブシナビに登録されてない

言わずもがな。一番大事なカード。

ミートバッティング メイン採用2枚
外野警戒 メイン採用1枚

コンボ用
最強の背番号0

この2つのカードは同時に紹介します。
なぜこのカードを選んだかというと、1荻野のシングルが札幌になかったからです。
(ここから先自分語り、要約すると青い悪魔対策に外警がよかったから、もともと荻野を入れる枠を1つ外警に割り振った)
私は学生の身分です。そして店舗予選の最初の方の期間とテスト期間が被っていました。それでもなるべく多く店舗予選に出たいので、テスト終了当日の夜の店舗予選に応募し、テスト前にカドショに寄ってる余裕なんかないので、カードも当日調達でデッキだけ考えてその日を迎えました。しかし、1荻野が4枚欲しいのに、札幌に2枚しかなく、仕方ないのでその2枚分のメインデッキに積む枠をミトバに1枚、外警に1枚としました。
その結果、ミトバ3枚は事故りやすかったものの、外警を入れたのは青い悪魔対策に功を奏しました。
その後、札幌のシングル取扱店に荻野が入荷し、ミトバ1枚分を荻野と入れ替えて現在のデッキが完成しました。
(自分語り終了)
そういった訳で、今の荻野2枚外警1枚体制ができました。今考えてみると強振の守備札は結構いるので、藤岡1枚を荻野と入れ替えてもよかったかもしれません。

5.メインだけ採用のカード

小島和哉(3コス) メイン採用3枚

小林Pもお気に入りの1枚

これがロッテデッキの最も特徴的なところです。
奨吾や国吉を強くするためには、投手をメインに多く採用するのが必要です。それでアウトエリアに投手が1人でも行けばよし。そうならなくても覚醒に使わない、出番が終わった、もしくは覚醒の出番がない投手を、イニングエリアに行ったカードと荻野の能力で交換するのが、最善手でしょう。つまり投手をたくさん採用しない手はないということです。
そのために、投手を9枚採用しています。荻野の能力がなしでアウトエリアに投手が行くのがベストなので、6じゃ少ない、そんな意味の9枚です。
その9枚を考えるとき、もちろん朗希、国吉の覚醒札は絶対必要ですので、残り3枚を誰にするかをまず考えます。そのときに大事なこと、それがミートDPです。
現状、ミートDPは(阪神の2弾岩崎を除いて)2か3となっています。
やはり、メインのみ採用ということでDPは高ければ高いほどいい。この型のデッキを使い始めて最初の方は、西野と朗希の先発2枚デッキを使っていて、メインには朗希3枚、西野3枚、国吉3枚を入れていましたが、西野のミートDP2が少し相手打者を抑えるのには足りないという理由もあり先発は朗希1枚だけにしました。(ほかの理由としては、藤岡でタイムを2回使ってしまったら2ー2ー1、西野国吉益田みたいな継投ができず、2ー2の西野国吉だけの継投になってしまうので、それなら3ー2の朗希国吉の継投の方が強いこと、じゃんけんが強いから後攻を必ず取れるなど)

1回にDP7はいいんだけど……

さて、ロッテにおいてミートDPが3のカードは、メイン採用3枚が既に確定している朗希を除くと、3益田、光士郎、1小島、種市、3小島、0澤村となります。
そして、店舗予選では打順勝ちというルールがあります。つまりAPサポートが打順を回しやすいミートである投手の方がいいということです。(しかしながら今よく考えてみると、メインに強振APサポートが少ないので、強振でも打てるように0澤村とか採用してもよかったのかなとは思います)
そして、APサポートがミートかつミートDPが3の選手は、光士郎と3小島の2人です。
そして光士郎はその不遇能力により使うことがないので1枚しか持っていませんでした。そのため小島を採用ということになりました。

不遇

6.いつもの回し方

基本的に、初回はマリガンに失敗し、1番と2番を出してノーアウト1、2塁。そこから2失点し、大体相手打者の6番くらいでやっと3アウトを取るのがいつもの流れです。
しかしこのロッテは得点力が圧倒的にあるので、気を落とさずにあと2点取れば打順勝ちだと思い続けます。
そして、アウトエリアの3枚のうち、朗希でも国吉でも小島でも、投手がいればイニングエリアに送ります。
攻撃は上位打線で2点を取り、大体6番の山口くらいで止まります。
2回は朗希の覚醒が集まっているので、下位打線のAP5に対して覚醒や、覚醒が尽きたら荻野1枚出しとかで、とにかく得点されないようにします。
こちらの攻撃では三者凡退に抑えられます。下位打線なので仕方ないと割り切ってます。あと荻野の能力でイニングエリアに行った国吉や、守備でも使える奨吾などの大事なカードを小島と入れ替えます。
3回は国吉に交代。上位打線相手に温存していた国吉の覚醒札を使い、1人くらい打者を出させはしますが、0で抑えます。
こちらの攻撃で、2人打者を出せば勝利ということを意識して、上位打線から回していきます。大体ポランコ藤岡奨吾のどれか2人くらいは出るので、その時点で勝利を確定させ、友杉がアウトになり、恭大で決めて勝利!
そんな流れが多いです。この項はあまり役に立たない文章かもしれないのですね。
ちなみにサポートの出し方は守備の時は超強打者(レイエスとか)や、打順勝ち狙いのために絶対に抑えなければいけないとき(3回の下位打者とか)に2枚出し、攻撃の時は気が大きいとき(藤岡で1枚引いたときとか)やチャンスのとき、全部どうでもよくなったとき(初回3点取られたときとか)に2枚出しをしています。
それでいて、大体3枚くらいは持ってないと不安になるので、それくらいは残しています。
完全にデッキに助けられた人間なので、もう何がなんだが。
誰か正しいサポートの出し方を教えてください。

7.終わりに

朗希国吉は、正直魅力しかないと思っています。圧倒的なDPから繰り出されるアウトの山、そんなのを目指しているのですが、朗希を使いこなせないのが自分です。
ぜひ、私の代わりにこのデッキを使いこなしてほしい。私の粗削りなプレイングでは厳しかった。それでも店舗優勝はできました。
優勝した店舗予選が人生6回目の大会、参加3回目の店舗予選、非常に対戦経験は浅く、人生において20回しか他人と対戦したことがありませんが、それでも優勝できました。
まだまだ強くなれるデッキです。このデッキを、自分なりに使ってくれる人がいてくれればいいです。
最後に、いつもよくしていただいた北海道のドリオプレイヤーの皆様、そしてデッキを教えてくれたノイズさんにはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
それでは、またどこかで。


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