体調不良備忘録
実は私、あれでした
実は、あの体調不良だったのです
色々な人からあれの事は聞いていました
とにかく40℃ぐらい熱が出る
後遺症が長い
まず、私が罹った時から話しましょう
とにかく、食欲がなく、怠くて夏バテかと思いました
朝6時ごろ起きて16時頃まで炎天下で水道検針をして、そこからようやく昼飯を食い、もう帰ると夜
夜には、パーソナルトレーナーの仕事、終わると寝てまた次の日起きる
というハードスケジュールの中、これは夏バテだと信じて疑いませんでした
喉の痛みも何も無かったからです
無理矢理にでも食べないといけないので、少し食べてプロテインで流し込んだその瞬間です
突然とんでもない寒気が襲いました
身体中を鳥肌が覆い、もはや私は鳥でした
ガタガタ震えて布団にくるまり、とにかく暖を取ろうとしました
この瞬間私は「これは風邪ではない。コロナかインフルだ」と思いました
そうして次の日のバイトを休み、病院に連絡し、発熱外来を受けました
とりあえず抗原検査をしてPCRという流れにしようかと思っていましたが、抗原検査の段階で「はい、あれですね」ととてもポップに言われてしまい「え?…え?」と2回聞き返してしまいました
「この速さでこんなに濃く出るのはあれです」と言う
そうかもしれないが、あまりに慣れ過ぎて「続いてはお天気です」みたいな言い方されたので、よほど毎日の事かと思って「流行ってるんですか?」と聞きました
医者は「今、もう検査すると8割方あれです。検査を希望されない方も入れるともっと多いですね」と答えた
え、そんなに?!
という気持ちと
検査せんと、うろうろしてバラ撒いてる奴いてますやん!
という気持ちが私の口をあんぐりさせた
そうして、職場に連絡を入れてガイドラインに従って5日間は出られない事となった
水道検針は、検針日が決まっていて、月末はない
5日間休んで、1日出勤すればあとは休みだ
私は幸い、解熱剤のおかげもあってか、38℃代までしか熱は上がらず、三日、四日ほど経つと下がりました
ところが、胃腸をやられてしまい、とにかく胃が痛くて起きてしまう
下痢が酷く、吐き気もする為にトイレから出られず、脂汗が止まらない
汗が次々と吹き出し、便器に座りっぱなしで腰も痛いし、これはなんという名前の地獄なのか
今まで下痢が酷くてあまりに急激な下痢の為に、脱水で目の前が真っ暗になった事はある
しかし、ここまで脂汗が止まらないのは初めて
便器カタツムリとして生きて行く覚悟をしたほど
熱が下がっても、下痢は3日ほど続いた
さらに、嗅覚が全くない
味覚はある
甘味や酸味、苦味は感じる
ただ、シュークリームもまんじゅうも蜂蜜も、ただ甘い
色んな味のゼリーを食べると全部同じ味
コーヒーとか麻婆豆腐は不味い
香りを一切感じないので、苦いだけ、辛いだけ
旨味もコクもないのだ
ちなみに、読者が嗅覚障害になった場合の為に記すと、ぬるめに入れた緑茶は甘い
茶葉の香りを感じないウーロン茶は、薄く苦い水なので不味い
ラーメンもうどんもしょっぱい麺
おにぎりは梅干しがおすすめ
梅の香りは感じないものの、酸味で梅おにぎりを食べている気分が味わえる
その他に後遺症としては足に力が少し入らない感覚、ふわふわした感覚、などがある
頭は割とクリアに働く為、お笑いには支障が無さそうだが、叫んだり、矢継ぎ早に話したりするとフラつきがあったり、足先が痺れたり、少しそういった感覚がある
なかなか後遺症で体力が戻らないとは聞いていたが、まぁ徐々に戻りつつはあるので、無理はしないで行きたいと思う
皆様もお気をつけあれ
一丁