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ストレートに言う

物事をストレートに言う

感情をストレートに表現する

多分、日本人には苦手な人が多いし、あまりやると「空気が読めない奴」「子供」だと思われてしまう

ただ、どこか憧れる生き方でもある

もし、ストレートに表現しても友達は友達でいてくれるし、出世にも響いて来ないよ!という法律ができれば変わるだろうけれど

世の中ではいかにオブラートに包むかのみがテクニカルな事であり、高度な技術を要するとされているが実は違う

というよりストレートに表現する、物を言うという事こそ技術があれば可能なのではないかと思う

「ストレートは変化球だ」

野球の常識である。2本の指でしっかりと回転をかけるから、キャッチャーの手元まで真っ直ぐズバン!とボールが走る。 それをしないで投げると重力の関係上ボールは緩やかな山なりの軌道を描くし、手前で落ちるかもしれない

ストレートというのは、そもそもボールに変化を与えて真っ直ぐ飛ばす技法なのである

「振られてもいいから直球勝負でいけよ!」というのは「スキです!」と言えばいいというものではないのである。 シチュエーションもタイミングも考えた上での直球勝負なので、やはり技術は要るのである

ストレートに表現する。ストレートに言う。

全て、状況も機会も無視していいよ!という意味ではないのだ。

という事は、そもそも言いやすい空気を作ったり、言いやすいタイミングを作ったり。また、聞きやすい環境を整えてあげたり。そういう部分も必要となる

半沢直樹が「き、君、何も今ここで…」というタイミングを作るのは相手をやり込める為のワザとやる戦略である。弱味を握る時は割と他に人がいないタイミングで不意打ちしたりしている。

ストレートというのは、野球でもボクシングでも、恐らく恋でもビジネスでも基本であり最大の武器なのかもしれない

ただ、そこには正しい最大の効果を得るようにする為の技術がいるというだけの話で

大チャンス以外は逃げの戦法で被害を最小限に抑えるのもいいが、その戦術ばかり取っているとタイミングが遅れたり、機会を逸してしまうのだ

かと言って匿名でネットで人にぶつけるデッドボールのストレートはいらない

力任せに人にぶつけてばかりいると、変な癖がついて大事な時に真っ直ぐ飛ばなくなる

現実世界でフォームを崩しているのは自分のせいではないか、一度鏡で自分のフォームを確認してみるのも必要だと思う




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