おおよそ20年ぶりの就職活動完結編
転職活動の結果をまとめてみようと思います。
1.転職活動まとめ
活動期間:2か月間
18社応募
書類選考通過:2社 うち、1社内定、1社面接辞退
カジュアル面談:2社 うち、1社は正式に応募、1社は辞退
残り 書類選考落ち
最終的には、転職ではなく、社内公募に合格し、社内異動を選択することにしました。社内公募に関してもまた機会を見て別記事にしようと思います。
当初、未経験業種、未経験職種を狙っていたためか、書類選考落ちばかりでした。40代未経験がいかに狭き門かを思い知りました。
現職と同じ業種で探しはじめ、書類選考通過をつかみとることができました。
2.面接での感触
結局、1社しか面接を受けていないので偉そうなことは書けないのですが、おおよそ20年前に就職活動していたときと比べると、余裕をもって面接に臨めるものだな、と感じました。
もちろん緊張はしましたが、普段お仕事で話しなれているためなのか、思っていたよりは落ち着いて面接に臨めました。
面接は一次面接と最終面接の2回。
一次面接の最後に希望年収を聞かれ、想定外で驚きました。採用前提での質問も多く、「受かった」という感触がありました。その後、ネットで色々情報を見ると、「受かった」と思って落ちるケースもあると知り、冷静さを取り戻しました。
最終面接は役員の方含めての面接。
私への質問もありましたが、1時間の面接時間内、企業の目指す姿のご説明、仕事内容のご説明がほとんどでした。そして最後にまたも希望年収についての質問。思い切って現在の年収よりもだいぶ高めに伝えた結果、その年収提示で内定をいただきました。
3.就職活動を通じて感じたこと
3‐1.40代未経験は厳しい
まず、40を過ぎての未経験分野はまるで歯が立たないな、ということを感じました。60歳以降も働かざるを得ない可能性が高い我々世代。あと20年以上働くと考えると、20代で就職してからの年数より長い可能性が高い。そう考えれば、未経験でもチャレンジさせてください、という気持ちがありました。残念ながら、40過ぎの未経験転職は狭き門のようです。
3‐2.40代特に女性はチャンスがあるかもしれない
次に感じたのは、企業側も40代女性を求めているのでは、ということです。
就職氷河期世代は各社ともに不足している年齢ゾーン。加えて、女性活用が追い風となって、40代女性を採りたいという強い意志を感じました。
以下記事でも紹介されていますが機関投資家の目もあって女性を活用したいという企業が増えているようです。
3‐3.年収交渉はしてみたほうがいい
現在の会社で私はアピールが下手と言われています。社内での評価の低さに驚いてくれる同僚もいます。どうしても自分を卑下してしまいがちな私ですが、今回の面接では思い切って年収交渉してみました。結果、自分の想定よりも高い年収提示をいただくことができました。日本人の、特に女性はアピール下手だという記事もよく目にしますが、きちんとアピールしていくことは大事なのかもしれないと思わされました。
(大きい声では言えないですが、自分より全然仕事やっていない方のほうがずっとお給料もらっていると聞くと哀しくなることありますね・・・)
3‐4.自信がついた
同じ会社でずっと働いてきたこともあって、他の会社で通用するのだろうかという不安がありました。転職活動を開始し、書類選考落ちが続いたときは多少落ち込みました。最終的に内定をいただいた企業からは「この人材を獲得したい」という強い意志を感じることができました。まさしく就職活動はお見合いと同じだな、と。ある企業にとっては何も感じない私のキャリアも、ある企業にとってはとても魅力的にうつる可能性がある。この先また転職活動をするかは分かりませんが、地道に探し続けていれば相性がいい会社に出会えるかもしれない、という自信を持つことができました。
これにて40代はじめての転職活動記録、終了です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。