見出し画像

無人駅の切なさに触れる 東松江

今回の鑑定の舞台は島根県松江市内の工業地だ
最寄り駅に到着し、現場調査・周辺調査を始める

降り立った駅は「東松江駅」
ひっそりとした無人駅だ
ホームに降り立つ人影は無く私一人
松江駅から一駅だというのに、無人なのか?
小さな切符回収箱に切符を入れる
駅舎は小さく小さな券売機が片隅にあるだけだ

恐らく以前は近隣にある工業団地への勤務者を運ぶ重要なインフラとして
また、貨物駅としての役割も担っていたようだ
あるいは近隣住民の生活の便として
賑わいを見せていた駅であったろうが
工業団地の規模縮小や人口減少等の波にさらされ
またモータリゼーションの進展により
駅の相対的重要性が低くなってしまったのだろうか
日本の地方の縮図が垣間見えてくる

山陰地方、九州地方各地にも無人駅は数多く存在する
時代の流れといえばそれまでだが・・・
なんとも切なすぎる

この駅はこれからどうなっていくのだろう?
そんなことを考えていると寂しくなる

都心と地方との格差はどんどん拡大しているようだ
その影響が地価の地域間格差の拡大に反映されている
地方再生が急務となっている



いいなと思ったら応援しよう!