【指す順9thA2】第七局 対局前夜のこと
短いスパンでの投稿となります。わんなくです。
第六局、対イカロスさん戦は終始リードを得ながらも、終盤で「一直線で勝ちでしょ」と突っ込んだ手が悪手で速度負け……のはずが、イカロスさんが意図せず別の手を指されたので勝利、というなんともいえない勝ち方に。
局後イカロスさんがずっと嘆かれていたのですが、こちらとしても終始ペースを握っていたのに「負け将棋を拾った」みたいな形になるのは不本意だなあと。私が悪手指したのが悪いんですよね。
……と、前局の振り返りが長くなりましたね。2日前のことで記憶が鮮明なのでつい書いちゃうんですよね。
なにはともあれ3-3。まだ昇級も降級もある星取りなので、ここからも一層気を引き締めないといけないところです。
さて、第七局はふぇざーさん。前期もリーグは同じでしたが、人数の関係で対局は今回が初めてです。
それでは例のごとく、印象と戦型選択をば。
~印象について~
ふぇざーさんですが、前局イカロスさんと同じく競馬勢という印象が強いです。おうまさん大人気ですね。
また、Xでは色々出てる女性のイラストをリポストされている印象が……。
対局振り返りの投稿ないかなーと探すときにちょっと気恥ずかしくなったりならなかったり、してるとかしてないとか。
指す将順位戦は第2期からの参加のようで、かなりの古参勢。
ほぼ毎期、昇級・降級に絡んでおり、結構ムラのあるタイプなのかなーと勝手に思っています。
前期はA2で1-10 (1不戦勝) と厳しい結果でしたが、辞退・失格の方がいらっしゃったため入れ替え戦に回り、そこで勝利されA2残留。勝負強い。
今期はここまで2-4 (1不戦敗) 。6回戦終了時点では暫定順位こそ一番下ですが、下位の差はほとんどないので誤差のような状況です。
将棋については、今回も過去の棋譜を参考に書いています。……が、指す順しか無いです。
対居飛車はオーソドックスに中飛車されている印象です。見られた対局数が多くないのでなんともですが、中飛車党だなーという感じです。
対振りは相振り飛車で多くの形を指されていますが、向かい飛車に振りなおしての金無双がベースなのかなと思います。銀を46に上がる形を多用されているのは特徴的でした。
手数が長い将棋が多く、終盤で粘られている将棋も多いので受け型かな?と思っていたのですが、将棋を見たところ実は攻め型。中盤は攻めでペースを握りにいっているような印象を受けました。▲46銀と上がる相振り飛車は受け寄りの形のはずなのですが……。
特に序中盤はしっかりされている印象で、前期今期と勝ち星は少ないですが、内容の悪い将棋は少ないように思います。
もうちょっと勝っててもおかしくないでしょ、という感じ。
~戦型選択について~
まず居飛車振り飛車の選択ですが、居飛車でいこうかなと思っています。
理由は相振り指したくない! ……というのはまあ少しはあるわけですが、競り合いの終盤を志向するとすれば、相振りより対抗型の方がいいかなというのが大きいです。
また、現実問題▲56歩型の向かい飛車に対して相振りで何を指せばいいのかあまり分かってないのも理由です。
第一局では右矢倉を採用しましたが、序中盤で有利を取れていたかというと微妙なところですし、なにより結果として負けているので採用しにくい。
居飛車の中で何をするのかですが、候補は2つです。
①一直線穴熊
②△74銀型右四間飛車
①は説明するまでもないでしょうが、ひたすら居飛車穴熊に組みに行く作戦。ある程度駒組みに気を付ければ序中盤で不利にはなりにくいですし、愛穴熊の終盤の競り合いは望むところです。
前期入れ替え戦で妙妙夢さんが採用されており、結果はふぇざーさん勝ちでしたが、二転三転の終盤でしたし、中盤ももう少し居飛車よくなる変化があったかなと思います。
この将棋をベースにしながら少し工夫するのは一つの策かなと思っています。
②はXを眺めていた時に目に入った作戦で、私も昔に飛車先を突いた状態で指していたことのある形。どうやら飛車先を突かずに右四間にするのが△85銀~△76銀の突進も見て有力らしいので、採用しても面白いかもなと思っています。
ただ、少しソフト検討を入れた限りではそこまで有利になりそうにないのと、ふぇざーさんがどう対応されるかの予測がつかないのが難点。
もし検討が十分にできて一直線穴熊より有望と見れば採用します。
といったところです。
対中飛車は正直なところあまり自信は無いのですが、なんとか勝負形にできればと思っています。
と、書いておけば?このnoteを見た方が?私に慣れない中飛車をぶつけて?狩りやすい?
あとは時間配分ですね。
60秒の秒読みがあるので、手拍子にならずしっかり考えたいと思います。前局はそれであわや事故だったので。
では、対局がんばります。