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ミュージカル『ロカビリー☆ジャック』(2020)

2020年1月11日@福岡市民会館

2020年1月12日@福岡市民会館

作品紹介

2019年12月初演の日本オリジナルミュージカル。
作・作詞・楽曲プロデュースは森雪之丞。作曲は斉藤和義、さかいゆう、福田裕彦。演出は岸谷五朗。

ロカビリー音楽

ロカビリーといえば、一世を風靡したエルヴィス・プレスリーが有名だ。僕は『ロカビリー☆ジャック』をきっかけにエルヴィス・プレスリーを知りCDを聴いた。その音楽を作ったのは、既存の曲ではなく、日本で活躍する3人の”作曲家”(肩書きは様々だがあえて”作曲家”と書くことにする)。この日本人が書くロカビリーというところが面白い。

「悪魔」と”契約”したジャック

ジャックは売れないロカビリー歌手。スターになるために「悪魔」と契約する。

”愛”を歌えないジャックにシンガーとしての成功を約束する代わりに、彼の中に”愛”が生まれ大きく育った時、命とともにそれをもらう・・・

公式サイト

「悪魔」が登場すると笑いをかっさらっていく。登場の音楽が「オペラ座の怪人」だったのが面白かった。そして、物語の終盤で「悪魔」の正体がわかるのだが、それもとても面白かった。

献身的に支えるマネージャー ビル

ビルはジャックを尊敬してやまない。
・ジャックが歌うブルースが子守唄だった
・タバコ、ジルバのステップを教わった
という、ジャックへのあこがれを歌う曲や、「あなたは僕のヒーロー」と歌う曲がある。(確か)幼少期から一緒に過ごし、献身的にジャックを支えるビルの姿がなんとも愛おしい。

ジャックと恋に落ちるルーシー

ルーシーはかわいいアイドルだ。そして、ジャックと出会い恋に落ちる。
このルーシーが歌う「秘密のデート」は、ポップで王道のアイドルソングのような曲。それがとてもかわいらしい。

ストーリーも面白いが、音楽がとても素敵で、CD音源化を希望していたのだが叶いそうにはない・・・(T_T)


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