翼を授けよでお馴染みレッドブルの驚異的な、マーケティング戦略が勉強になりすぎた。【RedBullのゆるふわ企業研究#2】
僕はある日、楽天市場を見ていた。言わずもがな、RedBullを箱買いするためだ。
僕は一度、ある過ちを犯していた。
楽天市場でRedBullを箱買いするときに、安いクーポンに踊らされて、12本✖︎473mlを買ってしまったのだ。
というのも、何がダメかというと、とにかく量が多すぎるのだ。僕はいつも250mlを飲んでいる、もう毎日くらいの勢いで飲んでいる。そんなRedBull愛好家でも、これくらいのことはわかる。
一日473mlは、マジでやばい、と。
体の全細胞がカフェインの過剰摂取と糖分の過剰摂取により、着実に殺されて行っているのを感じるからだ。不健康の味だ。死の味だ。
この過ちを2度と繰り返してはならない。
ちょっとだけ安い。この価格設定は人を苦しめ、人を死に追いやる。現に僕は楽天とRedBullの悪魔的な連携によって殺されかけているのだ。1日473mlもRedBullを飲むなんて尋常じゃない。
絶対に避けなければならないし、細心の注意を払って、250ml✖︎24本を買わねばならない。これでも体には十分に悪いのだから。
この教訓を胸に刻み、反省し、自分の行いを悔い改め、より良い未来に向かって歩み出さなければならないのだ。
愚かな人類でも、この「反省」という叡智があればこそ、輝かしい未来を掴み取ることができる。先人はそうして現代のような素晴らしい社会を作り上げてきたのだ。
僕はそういった歴史の息吹と今ここに存在している奇跡に身を震わせながら、楽天市場でRedBullをポチった。
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かのドイツの伝説的哲学者、ヘーゲルはこういった。
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さて、そんな僕を狂わせたRedBullは、調べていくと非常に優れたマーケティング手法により、現在の地位を確立してきたことがわかる。
案外知られていないが、RedBullのマーケテンング手法には驚くべき点がたくさんあるし、それは僕たちすべてのビジネスマンが学ぶべき知見に満ちている。
2020年の時点でRedBullは世界で最も大きなシェアを獲得している。それどころか、Monster Energyと並んでほぼ2強の世界といってもいい。
この不動の要塞はいかにして築かれたのだろうか。RedBullの驚くべきマーケティング手法に迫ってみたいと思う。
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