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2023年を展望する(個人的)
4日から始まる”通常営業”の毎日を控え、正月休みの成果を何か生み出さねば……という焦りによって、毎年のように書いてしまう「新年の展望」です。今年も例外ではありませんでした(笑) ちなみに、2022年は書いていなかったようです。空想地図の制作日記も"二日坊主"でしたので、2022年はそんな1年間だったのでしょう。さて、2023年であります。
春から環境が変わるわけでもなく、差し迫った何かがあるわけでもない(と願っている)2023年は、良くも悪くも、安定の1年間と言えます。進路やその他諸々を決断せねばならないときが、じわりじわりと近づく気配を感じつつも、”現実逃避”できる最後の1年になりそうです。
そんな安定の1年間だからこそ、2023年を「とびだす年」にしたいと思い、サムネイル画像を「とびだし注意」をひっくり返したものにしました(向きは間違えていません)。
まずは、一応(?)本業の学業から。
春から必修科目が激減することで、これまでは授業で埋まっていた分の時間をどうするかという問題が発生します(必修が減ると言いつつも、それぞれが重くなると思いますが)。今では地理学を専攻する学生ですが、ほんの数年前までは工学(土木)を目指していました。せっかくなので、それを勉強する1年にするのも良いかもしれません。そろそろ、新たなものの捉え方に”飛び出す”ような新鮮さが欲しいという本音です。
つぎに、架空地図(空想地図)の制作。
2022年は「1万分1 都市地図『砂草市』」と「2万5千分1 3色刷地形図『泉原』」の2作品を制作しました。併せて、夏の旅行記を地理系同人誌に寄稿しました。特に「泉原」は、国土地理院が発行する地形図のデザインで制作した初の作品となり、舞台となる地形条件が初の「河成段丘」ということもあって、初挑戦だらけの作品でした。地形学のアウトプットとしては、それなりに良い作品になったのではと思っています(甘めの評価)。
現在は、自治体が制作する都市計画基本図のデザインに則った地図を、2,500分1という初挑戦の縮尺で制作中です。
これまでは、架空地図を「地理学の学修をアウトプットする方法の一つ」として位置づけていました。しかし、地形図は主題図を制作するための基図としての役割も有しています。すると、空想であっても、基図として地形図を制作したならば、それをもとに何らかの主題図を作る意欲がふつふつと湧いてきます。2023年は空想の地形図をもとにした主題図制作を試みたいところです(次第に地図学の領域になりそうです)。そのなかで、GISを活用することも密かに考えています...…
余談ですが、ものすごく現実的な今年の達成目標は「運転免許をとる」です。ここでは"飛び出さないように"しなければなりませんね(笑)