日記感あふれる2月26日
何かあった時にしか書かないなんてようじゃあ、日記としては問題だ。そんな日記は日記の風上にもおけない。かと言って、毎日書くのも嫌だけど。
今日は特にやることがなかった。さて、どうしよう。でも、やることがない日なんだから何か有意義に過ごそう、なんて心のどこかで思っちゃってる自分を嫌ってる自分もいる。「有意義に」なんて貧乏臭いじゃないか。東京ポッド許可局の去年のやつをポッドキャストでランダムに聞いてみたりしながら、ぼおっとする。飯食って、眠くなったから仮眠。小説を読んでたら、うとうとしてきて仮眠。山下達郎のラジオをいつも通り聞きながら本の続きを読む。
三時から競馬中継をつけっ放しにして、そいえば昨日の夜中のパンサラッサはすごかったなって思い出して、YouTubeで検索してみる。レースの映像と一緒に、VTuberの人が昨日のレースを見ながらやってた生配信のアーカイブが出てきた。パンサラッサのファンだったらしく、えらい感動してた。どうやらウマ娘きっかけで去年から競馬を始めた人らしい。レースで大感動する原体験みたいな瞬間を、ちょっとうらやましく思う。きっかけもタイミングもなんでもいいんだよな。
それにしても、こっちはこっちで今この瞬間、ほぼVTuber初体験なんであって。かわいらしい声で、細かく動く口元と表情で、パンサラッサに大興奮するこの女の子も、極端な話、おじさんだったりするかもしれないってことになるんだろうか。声はたぶん地声だから、「かわいい女の子の声を巧みに駆使する才能に秀でたおじさん」ってことになるか。万が一そうだったとして、でもそんな稀有で活用法の限られた才能が開花する場があるっていうのはなかなか素晴らしいことかもしれない。
結局そのまま、その人の過去のゲーム実況とかを見るともなく見たりしてしまった。あと「ヒットマンズ・レクイエム」も見た。「イニシェリン島の精霊」で絶交してた二人のおじさんが、仲良くベルギー旅行してた。何もなかったけど、色々あったかもしれない。毎日そんなもんか。
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