緋色の不在証明

2021年2月16日 火曜日

公開されて5日目、

やーーーーーーーーっっっと観てきました。

上映開始時間5分前にチケット買って、バタバタしながら場内へ。(何の予定も無かったのに余裕ある行動が出来ないヲタク)

わたしの緋色の不在証明は急いで携帯の電源を切り、本編前に流れる緋色の弾丸予告ですでに泣いてる自分に引くところから始まる。(わたしの涙腺どないなってる!?)

でも、振り返ってみたらコナンファンにとって初めてコナン映画のない1年を過ごしたんですよね。

毎年4月に訪れるワクワクを味わうこともなく、円盤の発売情報もなく、ほんとうに何もなかったんですよ。

もちろん、本誌をチェックしたり、コミックスを読んだり、過去の劇場作品を見返したり、アニメを観たり、作品に触れる手段はいろいろあったけれど、「名探偵コナン」という作品においての年間スケジュールを決める【劇場版】がなかったこと、やっぱり精神的ダメージは大きかったんだなあと、たった数十秒の予告で実感した瞬間でした。


(出だしから激重)


本題の本編は「黒き13の暗示」から始まる。

「お〜〜〜ここから始めるのね〜〜〜〜」

赤井秀一の初登場って29巻のバスジャックだし、掘り下げると深すぎるのでどこをどう抜粋するのかなあ〜と思っていたけれど、怪しい行動を取る沖矢と火傷赤井が登場する本編から。すでに登場人物の関係性がわかっているのに、胸がドキドキ。

そして、そして、そして、、、



タイトルコール……!!!!!!!!!!!!

こ、こ、これは、劇場版!?!?!?もしかして、わたし4月16日にタイムトラベルしてた!?!?全画面からスタッフ様達の気合いと愛を感じとって、また涙腺ゆっるゆるのヲタクと化す…。


劇場版定番セリフ(勝平さんの数少ないセリフ←)「オレは〜」パートを担う赤井秀一…。楽しい…映画館のおっきいスクリーンで見る工藤新一パロをする赤井秀一…。最高。

ここの「50:50」が本作の伏線として持っていく編集とても素晴らしい。そして黒き13の暗示は本作においての「序」


ここからは「そもそも赤井ファミリーってなんなん?」な層&「コナンファンだったら知ってるとは思うんですけど、みんなで一緒に復習しましょうね!」な層への時間突入


赤井さんの紹介ストーリーは赤黒の殉職。



いやーーーーーーーーーーーーーーでっかい画面で観る赤黒、非常に良いーーーーーーーーーー


赤井&水無いいよね、倒す敵は同じだけど、仲間ではない感じ…。でも、安室&水無も捨てがたい。あ、話逸れる、危ない危ない。

あと、みんな大好き「まさかここまでとはな…」大事なセリフ。

・・・

世良ちゃんの紹介ストーリーは幽霊ホテル。初登場回。

個人的に久しぶりに世良ちゃん初登場回を見まして。本誌を読んだり、アニメを観たりした時には感じなかった世良ちゃんのカッコ良さを今回で強く感じた。(当時は、怪しい!!なんなんだ、このキャラは!の念が強すぎたからかも…)

・・・

チュー吉の紹介ストーリーは現場の隣人は元カレ。チュー吉も初登場回から。

そして超秘密の通学路(49巻)で由美さんから出た元カレ発言の回収回、改めて考えるとすごい。まさかこの元カレが赤井秀一の弟なんて誰も思わん…。



ちなみに49巻頃の黒の組織、FBIの動きはブラックインパクトでバッチバチの時…。青山先生、知らない間にとんでもねえもん仕込んどる…。恐らくこれに限らず、現在進行形で。(楽しい)


あとちゃっかり桜子ちゃんもスクリーンデビューしたので、個人的にテンション↑↑

・・・

メアリーの紹介ストーリーは意外な結果の恋愛小説から

厳密には初登場ではないけど、彼女本人の登場はこの回から。この話、領域外の妹という言葉が出てきた回で、今だからこの意味がわかるけど、わかった上でやっぱりすごい…という感想しか出てこない。

作中だけではなく、コメントなども含めて青山先生の言葉遊び(?)はユーモアと頭の良さを感じて大好き。あと、この回の暗号「電話と海と私」の意味が大好きなんですよね。もし、この事件を知らない方がこのnoteに目を通してくださっているならアニメ本編も見てもらいたい。


ついでに、メアリーの名前が明らかになった死ぬほど美味いラーメン2の高木刑事の大人に発言はしっかりカットされていて笑ってしまった…しょうがないね笑

・・・

最後は沖矢昴の紹介ストーリーは緊急事態252



この回もねーーーーーーーーーーーー!大好きなんですよねーーーーーーーー!!


少年探偵団whthoutコナン回が大好きなわたし。探偵団3人が頑張る回、いいよねーーーー!!哀ちゃんは沖矢への警戒心つよつよなので、全然気を許していないところもいい。たしかに家の明かりついてないだけで、勝手に追跡メガネで追跡されたら嫌だよな…。笑




そして沖矢昴紹介パートからの緋色の帰還に入るの本当に良い。語彙力がないから高まる感情を言語化出来てないけど、ただただ本当に良い。伝われ。


緋色の帰還も久しぶりに観たけど、やっぱりいいんですよねえ…(言語化出来てないし何度も同じことを言う)

話の展開が分かっていても、ドキドキするし、「50:50」と「まさかここまでとはな…」の回収も…!

あと音楽良すぎない????わたしのこの胸の高鳴りは劇場版観てる時のそれ!!!!!スタッフ様達、ありがとう!!!!


緋色の帰還って安室透に追い込まれているコナンと赤井、そして赤井秀一の帰還…。この字面だけ見ると、安室と赤井がフューチャーされる感じがあるけど、わたしは声を大にして言いたい


江戸川コナンこそ至高。


監視役のジンを欺く赤井の死の偽装、その偽装に勘づく安室をも凌駕する…本当に格好いい…。

今回の緋色の不在証明を観て、

結局、誰がフューチャーされても圧倒的なキャラクターは江戸川コナンなんだよ


…と鈍器で頭をぶん殴られるような感覚、大好きなんですよね、この感覚。コナンくんの格好よさを感じると高まるこの気持ち、わたしめちゃくちゃ名探偵コナン、江戸川コナン大好きじゃん!!!!とまた謎の涙を流すヲタクがスクリーン1 J列12番で座っていたーーーー。



あと伏線でもあるので致し方ないんだけど赤井秀一の降谷零に言い放つ

彼の事は今でも悪かったと思っている・・・



火に油を注ぐな、いらんこと言うな…。とひっそり注意してしまう

余談だけど、コミックスの赤井秀一が言う「〜狼達だよ」の降谷零が公安として指示出ししてるコマが好き(いきなりどうした)


バッチバチの緋色の帰還の後に青空から始まるさざなみの魔法使い編入るの振り幅凄すぎて



ちょっ、ちょっと待って、この流れからの笑う赤井秀一、可愛い世良ちゃん、新一、蘭を観るコンディションまだ整ってな…「お兄ちゃんを笑わせたい世良ちゃんかわいいね〜〜〜〜〜〜(過保護)」






うん、コンディションいけた。


世良ちゃんが新一を魔法使いと呼ぶ理由、かわいいよね…。さざなみって世良ちゃんにとってたくさんの刺激を得る回だもんなあ。最後にさざなみという構成は唯一赤井ファミリー全員登場している回だもんね、そういう意味でも良き構成…。



総じて緋色の不在証明、本当に良質なエンタメでした。最後のコナンくん、赤井さんのセリフにまた泣かされてしまった。



冒頭でもすでに書いたけど、2020年の劇場版名探偵コナンは本当に不在だったから。また会える日があると分かっていても、本当に寂しくて。気にしないように、考えないように、あえて名探偵コナンに触れないようにした時もあったけど、コナンくんに「待たせたな(記憶曖昧が悔しい)」と言われて心の中で「待てば待つほど嬉しいじゃない?」と言えるヲタクでした。(わたしの中の蘭ちゃんマインドありがとう)




1年待ったけれど、名探偵コナンを詳しくない人にも勧めたくなる濃密な総集編を映画館で観せて(魅せて)くれて、素晴らしいパンフレットやグッズ展開もある名探偵コナン、そんな作品を大好きでいられる自分が誇らしい。




来たる4月16日、全世界で名探偵コナンに魅了される日が来ることとても楽しみです。

これからもずっと応援させてね。



※自分の気持ちをしっかり言語化して、感想を書くつもりだったのに、最終的に緋色の恋歌(ラブレター)になってしまったヲタクの感想を最後まで読んでくださった貴方に感謝します。きっと貴方も名探偵コナンを大好きなお一人。これからも一緒に名探偵コナンを愛していきましょう。



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