所詮J2
ツエーゲン金沢のみならず、きっと多くのクラブに関わる人達が聞かされた経験のある言葉
「所詮J2でしょ?」
残念ですが、仕方が無い事ですね
だって、Jリーグ自体がJ2を“そういう風に”扱ってますもん
J1だけにVARを導入しているのもそう
審判の格にも差があるんでしょ?
ホントならVARの無いJ2やJ3こそ、ジャッジの難易度が高くなるはずなのに
今シーズン終了後の“4チーム降格”だって、そうじゃないですか
J1が20クラブじゃ多いから、4チーム降格させます
そこまではまぁ解らなくもありません(実際に20チームでリーグ戦を戦えない理由がよく分かりませんが)
J1から4チーム降格するから、J2からも4チーム降格させる
一見もっともな話のように思えますが、ホントにそうですか?
J2が24クラブになる事に、何か不都合ってありますか?
その事について、検証や議論ってされました?
不都合がなければ、そのまま行ってもらって全然構わないんですが🙄
J3のチーム数が足りなくなるし、JFLから闇雲に参入を認めると、試合の質が落ちるかも知れない
確かにそれもあると思います
ですがね
解決策はあるでしょう
エリートリーグっていう、ちょっと私の理解が追い付いてないリーグ戦をJ3に組み込むとか
かつてのように3回戦総当りで開催するとか
J2から4チーム落とさなくても、アイデア次第で何とでもなりますよ
そもそもJ2クラブは、J1やJ3の数合わせのためにある訳じゃない
…はずですよネ
そこの認識が、そうハッキリ言い切れないような扱われ方が「所詮J2」って事なんですよ
もっと前に遡ると
2020シーズンに2チーム昇格させる必要自体、有るのか無いのか議論されませんでしたよね
昇格も降格も無いシーズンなんて無意味だろ!!
って思うかも知れませんが
元々J1は、それ以上昇格は無いんですよ
NPBなんか、リーグ発足以来昇格も降格もありません
その考え方だと、大半のJ1クラブやNPB球団は“無意味なリーグ戦”を戦ってる事になりませんか?
例えばお得意の2ステージ制
2020年を1stステージ・2021年を2ndステージとして、各ステージの優勝クラブと2ステージの総合優勝クラブは2022シーズンの昇格が確定する
ステージ毎に賞金も分配する
総合順位下位の3チームは2021シーズン終了後に降格する
ステージ優勝と総合優勝が同一クラブの場合は、3チーム目を何らかの形で決定して、入れ替え戦を実施する
って方法もありましたよね🤔
来シーズンだって、いっそJ2とJ3を統合して2021シーズンの成績によって2つのリーグに振り分けて、最終的に両リーグ上位同士のプレーオフで昇格クラブを決定するって方法も考えられますよ🤔
新たにJ3に参入するクラブの数にもよりますが、J1を18チームに戻すなら、J2+J3で39〜41チームでしょ
レギュラーシーズンが36〜38試合なら、ちょうど良くないですか?
コロナ禍を逆手に取れば、いろんな楽しみ方の可能性が有ったのに、1番平凡で1番つまらないやり方を選んだように思えます
それもこれも、JリーグがJ2を軽視しているからのように感じるんですよ
J3はJリーグの入口であり、念願叶って夢の扉が開いた「夢舞台」ですよネ
J1は最高峰リーグな訳ですから、それだけで夢の「檜舞台」ですよ
じゃあJ2は?
今の扱われ方じゃ「通過点」でしかありませんよ
だから「所詮J2」って言われるんじゃありませんか?
主催者や参加者がその認識を改めて、J2の価値を自ら高めないと
一般目線からの見られ方が変わる訳はありませんよね