字希新聞第6版
はじめに
まずはこの記事に興味を持ってくださりありがとうございます!
この記事はおはぶい140字にまとめるにはいささか足りねぇ近況報告と拡散を試しに書き散らかしてみた頁になります。
ふーん、なんか面白そうじゃん。とか思って流し見いただけたら幸いです⁂
時事ネタ
最近フォロワーさんの一人にオススメされてカンザキイオリさんの「自由に捕らわれる」を読み始めました。
せっかくなので同じタイミングで読み始めて感想会がしたいよね~、と言う事で手すきに呼んでいるのですがもうどっぷりハマっています。
面白い!
暫く江戸川乱歩や小泉八雲、子供の頃ハマった推理小説を摂取していたので文体が最近の人だ!というか小説はこんなに様々な文章アプローチ方法があったんだなぁと感心しながら文中で繰り広げられる、感情の振れる大きさに圧倒されながら頁をめくる手が止まりません。
寝不足です笑
今回はずっと仲良くさせて頂いているフォロワーさんからの何気ない共有で始まりましたがたまにこうして「同じ作品を共有する」というのはなんだかすぐアウトプットして熱量を維持できますし、何かふとした瞬間に日本のどっかで同じ本を読んでる人がいるんだなという気持ちになってすごく元気を貰えるなと言う事に気付きました。
皆さんは最近ハマった書籍などありますか?
インプットとして良い経験になったものがあればいつでも教えてください🍀
書籍はこちら、河出書房新社。カンザキイオリ著、自由に捕らわれる。
トピック
このまま本日は私が好きな作家「江戸川乱歩」について語っていきます!
江戸川乱歩と言えば皆さんどんな作品、人物像を思い浮かべますか?
学生時代にハードカバーの「少年探偵団シリーズ、怪人二十面相」のずらっと並んだものが図書館にあった方、おそらく同世代です。
また2015年に深夜放送枠ノイタミナで「乱歩奇譚」が放送された際に江戸川乱歩作品が再注目され当時のTwitterで話題に上がったり、文豪ストレイドッグスの作中キャラクターとしてアニメコラボ表紙の新刷版が出ていたりと一度は何かの作品に触れたことがある方も多いのではないでしょうか。
屋根裏の散歩者。や二銭銅貨。などが若年層に向けた本には多く収録される印象がありますが現役執筆中の乱歩自身は娯楽としての推理小説と、通俗ものと呼称している同人的作品の執筆で心が揺れ動きガチめに奥方に心配されるなどしていました。
というのも乱歩作品の魅力の一つに「じっとりとした人間の気持ち悪さ」がありよくその引き出しが出てくるなあと感動すら覚えるのです。
屋根裏の散歩者しかり人間椅子しかり、言ってしまえば「以上興奮性癖」の解像度がめちゃくちゃに高いのです(乱歩自身ごくごくふつーの方だったのでその作品の出来栄えに身内が引いていたというのがあとがきなどで描かれがちです)
今は青空文庫などで気軽に読めるためおすすめの書籍をいくつか紹介して、皆さんもこの機に彼の観察眼、描写解像度の高さに慄きませんか?
長編。
「孤島の鬼」
長編から選ぶのはまずこれかなと、蜘蛛男も好きなのですが思想も描写も過激なので「江戸川乱歩」を楽しむ初めの長編ものはやはりこれかと。
全編通したドロドロでぐっちゃぐちゃな人間性、緊張感とエンタメ性の融合が奇跡的なバランスなので一見の価値ありです。
ライトに読める短編
「鏡地獄」
ファンの間で好きな作品を出すと上位にきがち、彼の変態性…といいますかとにかく蠱惑的で酩酊感にあふれた良作。「何食ってたら浮かぶんスか?」の感想を初めて僕に抱かせた作品だった気がします。
「赤い部屋」
とにもかくにも書き方が上手い。
物書きであれば延髄ものの「それずるいなぁ!うまいなぁ!」というシェフこだわりの描写テクニックが短い中にぎゅっと濃縮還元されてます。読もう。
ここまで乱歩に触れたあなたならきっと大丈夫3選
「蜘蛛男」「盲獣」
「陰獣」
こちらはもう私の言葉でファーストインプレッションの感動を奪いたくはないので「あ、江戸川乱歩おもしれぇな」となった貴方はどうぞ、彼の放蕩で蠱惑的な文章の快楽へお進みください―
Cozy板
字希の所属する事務所Cozyから最新情報のお知らせです。
是非興味をもってくれると嬉しいです。
直近のイベント情報
「Vライバー事務所Cozy公式スペース企画!胸きゅんグランプリ✨」
が開催されました!
それぞれ上から
1日目好きな人に愛の告白
2日目恋人にお疲れ様
3日目魔法戦士のキメ台詞
となっております。
下のリンクからそれぞれの録音スペースへ飛べますので是非聞いてみてください!
いかがだったでしょうか、今後もVライバー事務所Cozyではワクワク面白いにフォーカスしたコンテンツ拡充行って参りますのでお楽しみに!
結び
さて、そんな感じで本日の字希新聞は「インプット」について本はいいよなぁと言う気持ちを前出しした内容でお届けしました。
本はそこにあるだけでふと、手に取って楽しめるのが一番の魅力だと思います。
好きな作品や感想の共有はいつでもお待ちしております。
それでは今週末があなたにとって素敵なものでありますように!
お届けしたのは字希依玖でした~!