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スペイン在住トレーナーの独り言⑪

2020.4.24  
EHF(ヨーロッパ ハンドボール連盟)
RFEBM(スペイン ハンドボール連盟)
それぞれ会議が行われ、2019-2020シーズン今後の試合キャンセルが発表された。


(チャンピオンズリーグ F4のみ、女子:9月 , 男子:12月 に延期)

想像はしていましたが、いざシーズンが急に打ち切りになると思うと、何か釈然としないものや、どこにぶつけていいか分からない怒りが出てきて、何とも言えない虚無感で昨日はいっぱいでした…
特に今シーズンで引退を決めていた選手の心情を思うと…
しかしながら「健康」があってのスポーツだと思いますし、現在ヨーロッパの状況を考えると今回の決断は”納得”はできなくても”理解”できるものだと一当事者として感じております。


サッカーも昨日オランダリーグの中止発表があり、ベルギーリーグの正式発表も近日中にあるのではないかと報道されています。
一方で、再開を何とかして模索しているリーグもある現状をみると、果たして何が正解で何が正解でないのかがとても難しく感じます。

「リーグ再開」その判断基準の設定が明確にない今の状況で、
 ”健康に対するリスク”をどこまで考えなければいけないのか…

現時点で「新型コロナウイルス」に対するワクチン・治療薬が無いこの状況を考えると、それらが開発されると言われている1年後までは少なからず、
新たな感染拡大のリスクを背負った状況でのリーグ運営になります。
(もしくはウイルスをコントロール方法が発見できれば…)
どのリーグもそこまでは待つことはおそらく出来ないはずです…

今は、とにかく少しでも早く事態が収束することを祈るばかりです。

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