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【統計でみる】アルバイト求人を”今出さない方がいい”理由(2023/8現在)

今回は中小企業の経営者や人事担当者に向けて、

パート・アルバイトの求人広告を効果的に出すためにはどうすれば良いのか?

について、統計データを見ながら要点をお伝えしていこうと思います。



増えている求人数、その7割がアルバイト求人

コロナが明けたこともあり、全雇用形態で求人数が増加しています。

元データ:総務省統計局「労働力調査 (詳細集計)」2023年6月

雇用形態の内7割がパート・アルバイト求人であり、以前ライバル求人が増えている状況です。


急がないなら、求人を数か月遅らせるが「吉」

結論から言うと、パート・アルバイトを採りたいなら「もう数か月後」の方が、採用に繋がりやすいと思われます。

ポイントは2つ、


元データ:総務省統計局「労働力調査 (詳細集計)」2023年6月
  1. 前年比で比べると、今は「正社員求人」が増えており、求職者の一部がそちらに流れている。

  2. コロナに対する救済処置であった、いわゆる「00融資」の返済が、まさに今始まっており、今後間違いなく企業の倒産件数が増えるため、求職者の増加が見込まれる


それでも今採りたい場合は、ターゲットに合わせた訴求を

それでもアルバイト採用を選択する場合、過去の統計データを参考にすることが役立ちます。2022年の就業者数割合を分析し、どの年齢層や性別の求職者がアルバイトとして活動しているかを確認しましょう。

これにより、求職者の傾向を把握し、適切なターゲットと訴求方法を設定することができます。


【男性を採りたいなら】

元データ:総務省統計局「労働力調査 (詳細集計) 2022年(令和4年)平均」

高年齢層と若年層に2分されているのが特徴。彼らは「多少しんどくても、しっかり稼ぎたい」傾向が強いため、高単価や月トータルの収入例を推すと◎

また、若年層は「どうせ働くなら、将来のキャリアに役立つ経験を積みたい」という考えを持っているケースも多いので、リーダーシップ経験やスキルアップの機会をアピールポイントとして強調すると、彼らの興味を引きやすくなります。


【女性を採りたいなら】


元データ:総務省統計局「労働力調査 (詳細集計) 2022年(令和4年)平均」

 中年齢層、つまり「子育て世代」が中心なため、「柔軟なシフト・休暇」を重視する傾向が強いのが特徴。

彼女たちは一度入社すると長期で働いてくれるメリットもあるため、予めシフトの種類を細分化し、休暇制度など、ある程度柔軟な働き方を提供する体制を整えることが成功のカギです。


まとめ

アルバイトの求人は、どの企業も正社員より間口を広げて採ろうとしがち。
しかし、誰にも刺さらないと限りある採用予算が勿体ないので、ぜひ統計などをベースに戦略を持って進めてみてはいかがでしょうか。


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