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サラリーマンは300万円で会社を買いなさい

みなさんどうも、小室です。
今回の本は、「サラリーマンは300万で会社を買いなさい」です。

会社を買って資本家になろう

上場企業のサラリーマン社長では、数千万から数億円の役員報酬をもらうだけです。(これだけでも充分な気がするが、、、)

オーナー社長であれば、役員報酬に加えて、保有株式の配当で資産形成出来ます。

試しに、孫正義さんの年間報酬は約1億3000万ですが、株式の配当は94億だそうです。

なかなか次元が違う話ですが、要は箱(会社)を自分で所有しているかどうかで収入が全然違うということです。

1000社中997社は潰れる

1000社に投資を検討して、上場まで辿り着く可能性は3社、確立でいうと0.3%ということです。

百戦錬磨のベンチャーキャピタルが目利きした企業でも、半分はマイナスなので普通の人なら博打の様なものです。

ゼロイチ起業は選ばれた人のものであり、その能力や準備がない人には無謀な試みである。

何もないところから新しい事業を生み出し、成長させていくというプロセスは何十年会社員をしていても初めての体験の連続であるということです。

生半可な経験や知性、体力などでは太刀打ち出来ないということです。

大企業は面白くないの勘違い

ベンチャー企業を志す人の中には、大企業の仕事を「面白みがない」「成長しない」「やりがいがない」と批判する人が多いですが視野が狭いようです。

大企業は、業務の進め方やシステムなどの仕組みが非常に優れているという長所があります。

業界5位以内に入っている会社は、長年の厳しい競争に勝ち残ったみたい、勝者の一角であるということです。

ビジネスモデルだけではなく、企画開発、設計力、生産管理力、品質管理力、資本力、資金調達力、マーケティング力などあらゆる要素を駆使した総力戦であるということです。

ヴィンテージ企業の価値

創業100年、200年と歴史を重ねた老舗企業は、それだけの長い間、世の中に認められる不変のかちを提供し続けた存在です。

ヴィンテージ企業であると同時に、その存在自体がすでに「ブランド」です。

価値が高いはずのヴィンテージ企業も、売りに出されていることがオープンにならないと値段がつきません。

売却情報が広く流通することなく、その本当の企業価値を知る人とのマッチングもしにくいということになってしまいます。

結果として、中小企業の売買は適正な価格で行われないケースが多いのです。


起業しか頭になかった全ての人に、会社を個人で買うという新しい選択を与えてくれる本です。

おすすめです!

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小室勇介
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