パフェ、正直食べるまでがピーク

 パフェって食べるまでがピーク。いまどきビジュアル全振り出オチパフェはあんまない(ファミレスのパフェも結構興奮する見た目してるし結構おいしい)けど、めちゃくちゃ高級でおいしいパフェでも、めちゃくちゃおいしいパフェである前にめちゃくちゃ美しいパフェなので、それを勘案すると結局食べるまでがピーク。

 柳橋連合市場で1300円という破格で食べた海鮮丼、これもめちゃくちゃおいしかったけど1300円でこんなに豪華な海鮮丼を注文できたという興奮が勝っていたし見た目が麗しかったので実は食べるまでがピーク。

 旅行先で食べるその土地の名物。旅先でその地のおいしいものを頼んだぞ!という、チェックインボーナス的な、そういう気持ちが強すぎて、これも食べるまでがピーク。
 
 例外が広島で食べたお好み焼き。これはね、めちゃくちゃおいしかった。多分並ばずに食べれていたら食べたときがピークだったんだけど、三連休に観光に入ったせいでめちゃくちゃ並んだ結果、席について目の前でお好み焼きが完成した時が一番感動した。よってこれも食べるまでがピーク。

 野球場で食べる選手グルメ。これは正直いつも味にほとんど期待をしてない。まずいとは思ってないけど1200円とかもう場合によっちゃ2000円くらい出すんだけど味は800円相当だとハナから思っている。球場飯全般割高だと思っている。選手グルメを買えたという高揚感があるので、これも食べるまでがピーク。。。と見せかけて、期待値が割と低いので思ったより美味しいと食べた後にピークが来ることがある。というか、毎度毎度「え!?思ったより美味しいな!?」と思っているのでいい加減学習して期待値をもう少し上げるべきかもしれない。けど、期待値低い方が「意外とおいしい!」で二度感動できるのでこのままで良いかも。私が一番好きな選手グルメはみずほPayPayドームで食べることのできる「田浦投手のホルモン唐揚げ」です。みなさま福岡にお越しの際は是非。

 インスタ映えに怒る美食家みたいな風潮は最近薄れつつあるけど、私の中では食べるまでがピークの食べ物って結構多い。食べるまでがピークだからといって決してまずいわけではない。お残しは許しません的家庭で育ったので「これ食べるまでがピークだったな」と食事の中盤で思っても(※大体何食べても食べ始めて3分くらいで味に飽きてこの気持ちになります)、最後まで食べます。よかった~!


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