
自分とか、ないから
ブッダ
・「 おれがいるのだ」という慢心を抑えよ。これこそ最上の安楽である。
=自分を全部捨てたら一番きもちいい
龍樹
・この世界はすべて「空(フィクション)」である。
・すべて言葉の魔法
例:兄と弟、どっちが先にうまれた?
⇒兄と弟は同時に生まれた。弟が生まれた瞬間に兄になる。お互いに依存して成立する。
・会社も国も物もフィクションだが全て繋がっている(=縁起)
・自分の「変わらない本質」は存在しない。良い悪い・有る無い・強い弱いなどはすべて縁しだいでどんどん変わる。すべての悩みは成立しないからぜったい大丈夫。自分とはそもそもからっぽで、からっぽゆえに最高なのだ。
老子・荘子
・無為自然=ありのままでいい
・道=万物の母。
達磨
・言葉を超える
親鸞
・他力。ただ信じる。念仏ですら自力ではない。
空海
・すべてつながっている。
・なりきるこそが自分を作る。自分を超えたでっかい自分になる(=大我)。無我だからこそ大我になれる。
・人助けして自分が消えたら気持ちいい。
自分とか、ないから 教養としての東洋哲学
しんめいP/サンクチュアリ出版/20240423/20240901読了