読書アウトプット#1 シェアライフ

題名 #シェアライフ新しい社会の生き方
著者  #石山アンジュ

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読もうと思ったきっかけ

大学時代に部活や海外でヒッチハイク旅したりゲストハウスを巡った経験からモノのシェアという観点だけではなくて人との繋がりなどシェアを通して素晴らしい経験をさせてもらったこと。EC企業でのインターン経験から広告を打ち消費を促す現状の資本主義に疑問を感じたこと。この2つの理由の解はシェアリングエコノミーにあるのではないかと考え、シェアエコの先端にいる石山アンジュさんの本を読んでみようと思った。

学び(引用含む)
○お金の価値そのものが揺らぎ始めている今の時代において、「豊かな人」のロールモデルは、「内面的にも満足し、他者とのつながりをもって信頼を得ている人」になっていきます。
→直感的な感覚だけど共感

◯幸せとは、目に見えない。心で感じる共感や感動、愛する気持ち、そのほとんどは、人とのつながりからもたされるものなのです。
→理屈ではわかってる、けど感情があ

◯家、車、洋服……これまで私たちは、生活に必要な「よりよいモノ、より質の高いモノ」を得るために一生懸命働いてきたけれど、その結果、自由な時間は減り、捨てられないモノが増え、それが自分を不自由にしていることに気づきはじめているのではないでしょうか。
→消費のために働き、自由な時間が減る。けど企業の広告や世の中の風潮的にモノを増やせば幸せになれると思い働くという終わらないループ。

◯「お金や社会ステータスをもっている人」よりも、「より多くの個人から信頼を獲得している人」の方が有利になるのです。
◯自分の中の心の垣根を下げて、「自分がしてもらったら、してあげる」ということをいくつも重ねていくこと。それがあなたの確かな信頼をつくり、つながり資本になっていく


意見・感想
正解のない現代、幸福は物質的な所有より内面的な豊かさによる。その豊かさは人との繋がりから生まれ、そのためには信頼がベースとなってくる。
信頼を得るにはまず自分の心の垣根を広げよう。自己開示してgive&give


 シェアエコには2つの種類があるらしい。経済成長のためのシェアエコと持続可能な社会の実現のためのシェアエコ。
前者は市場として伸びるから官民一体となって巨大企業を作っていこうとするモノ、後者は社会の中で足りない部分をシェアで補っていこうとするモノ。どちらかではなくどちらもという選択が必要。

最近シェアエコに関してuberなんかがドライバーに労働法が当てはまるのか個人事業主のままなのか議論になり、結局個人事業主である以上資本の持つ企業が中間搾取を続け労働者側は日銭を稼ぎスキル的にも横にも縦にも展開しない弱者となっている現状がある。まあ、シェアエコって万能じゃないから複数収入やスキルがあるなかでシェアしていくっていうスタンスが良いのではないか。労働集約的で肉体労働のビジネスに全振りするのはあんまり意味がないかな。

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