26歳女子が心を奪われた曲を共有したい②


第2弾、My Hair is Bad。
最悪な別れ方をした男性に教えてもらったバンドだ。
何だかんだ今でもよく聴いているけど、詳しい訳ではなくて、お気に入りを数曲プレイリストに入れている程度だ。
そんな私が紹介するのは、マイヘアといえば、、で真っ先にあがってくるであろう代表曲「真赤」。読み方は「まあか」ではなく「まっか」らしい。
曲のど頭で「ブラジャーのホックを〜」と言うあの曲。
何度聴いてもインパクトが強すぎる冒頭に気を取られてサビまでをなんとなくで聴いてしまっていたのだが、歌詞を見て改めて聴いたら一気に引き込まれてしまった。
セフレに対して明確な好意を抱いてしまった男性側の心情を疾走感のあるメロディーにのせて表現していて、切なさに振り切らない感じが個人的に好きだ。

君は言う「あなた 犬みたいでいい」って

真赤 My Hair is Bad

初めて歌詞を見た時、彼氏や好きな人を犬みたいでいいと思うのは、女子の共通認識なのか???と思った。私も好きな人に「わんちゃんみたい!」と言った事がある。
しかし私が想像する「わんちゃん」と、ここで言う「犬」ではニュアンスが違う気がする。
私が好きな男性に思う、わんちゃんみたい!は、人懐っこくて元気で優しくておおらかで、物理的にも大きい、草原を走り回る元気な犬の一面を指しているんだけど
ここで言う犬は、呼んだら来る、そしてちゃんと待っている忠犬みたいな側面を表しているんだなと。ちなみに「首輪」というワードが出てくるくらいなので、なんなら“飼われている”ぐらいの、イメージまでできる。

振り向いて欲しくて なぜか甘えてしまう
格好つかないよなって 笑ってた
合鍵を返して 首輪を外して
ちゃんと言おうって決めてた

振り向いて欲しくて甘えてしまう男性激かわすぎてキツい。
非常に胸にくる。
でも相手から、可愛いくて都合がいいと思われてる関係を辞めたがっているのが分かる。ちゃんと正式に、公式に、彼氏になりたいと思っているから、曖昧な関係を終わりにして気持ちを伝えようって事なのかな。

自主的に首輪とか言ってしまうの、「あなた犬みたいでいい」と言われたのが印象に残っていて、実はちょっとまんざらでもなくて嬉しかったんだろうな。とか思ってしまう。私だったら思ってしまうかも(ドM)。

ごく一部の歌詞を抜粋してベラベラと話してきたけど、
春から夏にかけて揺れ動く気持ちを五感で自身が感じているのが分かる歌詞がたくさん散りばめられている。
しかしなぜタイトルは何度も出てくる首輪や犬を差し置いて「真赤」なのだろう。気になって「赤 表す 意味」と軽率にググッたら、ポジティブとネガティブ、両方の意味を持つインパクトのある色、と書いてあった。彼の気持ちを色で表すと確かに赤なのかもしれない。漢字二文字のタイトルに色んな感情や情景が込められている、タイトルセンスにちょっと鳥肌である。

音源も好きだけど初めてLIVEver.を聴いた時はかなりの衝撃を受けた。
是非聴いてほしい。


ラスト、結局
「赤い首輪はついたまま」なのも好きだ。


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