1/15 zoom人狼一戦目

1/15にして既に今年のベストバウトではないかと思わせてくれるような熱すぎた村だった。結果的に人狼として負けてしまったわけだが、この熱戦を振り返らないのは勿体ないので何が起こっていたのか、どういう思考でゲームを進めていたかを書いていきたい。ふれあさんの主催村だった。初主催らしかったが、GMとして割と待ち時間が短くテキパキしている印象があった。

ポイント

・初日に霊媒真狂の0-2陣形で霊ロラ。そのまま夜に潜伏予言を抜く。

・2日目に、ならず者狼が占い騙り追加したが、狙っていた形(後述)にはならなかったことの違和感が凄かった。

・真結果を出し続けたならず者との決め打ち勝負に負け、ならず者から自身に黒結果が飛ばされるが、ここから腕力だけで2人を処刑して決め打ちで敗北したという事実を捻じ曲げて2人を処刑する。

・それでも最後の騎士の50%の壁を乗り越えられず負け😇


レギュ:最大レギュ12人 2狼1狂1ならずもの、占(初日ラン白)霊騎(レンガあり)村5

ならず者→初日に1人を指名し、その人が村役職だった場合能力行使を妨げられる

配役:

狼:サカタ ishiko

狂:mizu

ならず者:みゅーと

占:かめちゃん(→ぬぬ白)

霊:ダイキ

騎:ゆりあ

村:カナタ、ぬぬちゃん、せなべ、倉島、春巻き

初日

村であったことというよりも何を考えていたかを思い出しながら書いてみたい。
まず、霊媒が0-2の進行になった時、狼目線ではほぼ真狂の組み合わせ。ならずものが主役のレギュで霊媒ローラーされにいくだけということはないだろうと思っていた。
この時、狂人がいることを失念していたダイキさんのほうが若干真霊媒に見えていたが発言はmizuさんのほうが本物っぽい。ただ、mizuさんという霊媒師が真っぽいという意見が多い中で、ダイキさん真派としての意見を混ぜておけば村の議論が本筋から逸れやすいと判断してその意見を挟んでいた。
質疑応答中で思っていたことは、せなべさん、ぬぬちゃん、ゆりあさんは予言騙りを割けば処刑できそう(これも後述)、村のやさしさ的に倉島さんはおそらく処刑できないので騎士を抜けたと思ったら倉島さんを噛みたいなと思っており、カナタさんは僕に対する印象が悪いらしいので、初日に立ち返られる前に噛みたいという感じ、意見があっている春巻き君とみゅーとさんは予言者だったとしても僕の黒を引くまでに違和感のある結果をめちゃくちゃ引くことになると思っていた(彼らの怪しんでいた位置は人狼の僕と同じなので、引く結果は全部白になるわけで、結果的に偽予言が違和感が少なく黒をかぶせやすくなる)ので放置、かめちゃんは春巻きの白さだけに言及しローラーしたいという意見だったので、春巻きが真予言だった時に盲信する展開になると面倒だから、春巻き真予言があると思っている僕としては盤面から早めに消しておきたいと考えていた。霊媒ローラーなんてどっちでもよかったので、霊媒ローラーしてる間はずっとゲームプランについて考察を深めていた。

ダイキさん処刑で夜時間。


夜に以下のようなゲームプランを立てていた。
まず、目指していたのは二日目予言3COでGJを起こさせない噛みを選択し、予言の決め打ちを迫る(12人村の性質上3-2陣形はGJなしで予言の決め打ちは必須)というものであった。まず、みゅーとさんや春巻きが真予言だったとしても、僕黒を引くには時間がかかる(なんなら引けない可能性のほうが高い)というのは前述のとおり。更に言えば、僕は3-2にしたいので予言者を潜伏死させる気なんてなかった。せなべさん、ぬぬちゃん、ゆりあさんの中に予言者がいたとしても3-2陣形にすれば、初日の発言さえつつけば、どの位置にいても処刑できそうだし大丈夫だと思った。
残りのカナタさん、かめちゃんの中だとカナタさん噛みを選択すれば、サカタ怪しい発言を残されていることからサカタ狼が補足されやすくなるのでかめちゃん噛みを選んだという経緯があった。あとは若干かめちゃんのほうが騎士っぽいかなと感覚的に思っていた。倉島さん噛みはGJが起きる可能性があるので選択肢になかった。
次に予言COはishikoさんに頼むことにした。これは明日以降の噛みの選択肢を僕が長く考えたかった為。結果はサカタ白カナタ白でいってもらいたいと思っていた。これはカナタさんを白先として噛みたかったというのと、僕自身が早く潜伏騎士について考えたいと思っていたのがある。ishikoさん予言自体にはそんなに違和感はないだろうと思っていた。
あと思っていたこととしては、誰がならず者なのかは霊媒ローラーをしている以上分からないので、ならずものが潜伏を選ばないでほしいなと思っていた。
かめちゃん噛みで次の日。

二日目

みゅーとさんとishikoさんが占いCOして2-2陣形になった。みゅーとさんの結果が春巻き白、せなべさん白であり、ishikoさんの結果は先ほど述べたようにサカタ、カナタさん白。ちなみに霊媒結果は白。この日思っていた事は、ならず者は何してるんだろうと思っていた。狼目線は客観的にみゅーとさん真に見えているため、ならず者の動向が分からない。かめちゃんがならず者だとは思っていなかったため、グレーにいるはずなのだが、狼目線ですら誰がならず者なのか判別がつかない。もんにょりした感覚があった。

この日は霊媒ローラーなのだが、完グレにぬぬゆりあを放置した状態は大きく、この二人の中に狼がいないわけがないという主張で戦っていけば有利に戦えそうだと感じていた。

しかし、ここでぬぬちゃんが「ゆりあさんが狼なら何かしらのCOがあると思うから村」という主張かつ、ishiko、サカタの2人狼という主張が始まる。過程はどうであれ結論はあっているし、「ゆりあぬぬに1人外を主張するサカタ」VS「ゆりあが人間だと主張するぬぬちゃん」という構図ができた時、ゆりあさんの票がとれるのは普通に考えたらぬぬちゃんであるから、人狼陣営が勝つには春巻き、せなべさん、カナタさんの票を取り切らなければならず、かなり腕力が問われる展開になりそうだと感じていた。倉島さんは基本的に白先を疑っていたため、今日盤面から消すことを早々に決めていた。mizuさん処刑で夜。

夜考えていたことは、まず倉島さん噛みが通るかどうかだった。ならず者が狼視点でも行方不明なので、護衛されていても不思議ではない倉島さんが噛めるか噛めないかはかなり大きな情報だと感じていたのと、ぬぬちゃん黒をうつ準備をしていたので、白先を疑っている人の意見が一番票を取れないと感じていた。
倉島さん噛みが通るかどうかは勝敗の分水嶺だと感じていた。

三日目

ishiko→ぬぬ黒
みゅーと→ぬぬ白

倉島さん噛みが通ったことから、かめちゃんで騎士がぬけていそうだなという感覚があった。ならず者が何しているのかはこうなるともう分からない(ぬぬちゃんを白いと思うか黒いと思うかは個人の裁量であり、その感覚はほぼ半々であると判断していたため、ならず者の意見は村人の意見とよっぽどのことがない限り判別できない)為、強引にでも村票を獲得する必要があった。春巻き、カナタさんの票を獲得できているという感覚があり、僕が悪いことをしても50%で勝てそうではあるのだが、せなべさんの票を取り切って完全勝利を目指さなけばならないなと感じていた。


因みに補足だが、狼として全力でぬぬちゃんを処刑したかったので口を挟まなかったが、この日の二択は本来「ishikoさん VS ぬぬちゃん」にしてはいけないと思う。これは予言両偽の可能性があるため。黒が飛んだという事実をいったん忘れて予言者の二択が一番ベストというのが進行的には正解だと思う。
結局せなべさんの票はとれず、4対4で票が割れてランダム処刑になった。
結果ishikoさんが処刑された。
個人的にはこれも今年俺がついてないからかなあみたいなことを思っていた。

夜時間はあがくだけあがく方法を考えていた。まず、一番期待していたのは春巻き騎士によるカナタさんGJ。これによってあえて吊縄を1増やし、みゅーとさん、ぬぬちゃん、ゆりあさん、せなべさんの女性四人のうち三人を処刑する。これが最も期待できる勝ち筋かなと思った。そもそも噛みが通ったら半PP盤面なので泣き落とすしか勝ち筋はない。カナタさん騎士の春巻き護衛はやっていないと思って考えるのをやめた。また、ちょっとだけ黒を打たれた後の潜伏霊媒COも考えたが凝りすぎているかなと思ったので考えるのをやめた。
カナタさん噛みからGJが起きたらまだ逆転できる可能性があると思っていた。

四日目


みゅーと→サカタ黒
カナタさん噛みが通ってしまったので泣き落とすしかないと思っていたが厳しいと思っていた。因みに結果を見て納得したのだが、ならず者みゅーとさん目線で真予言はishikoさんであり、ぬぬちゃん狼なのでサカタ黒は納得。
まあ負けたかなぁと思っていたのだが、一応ぬぬちゃん黒の主張だけしていたという感じだった。僕としても本当は盤面人狼的には予言両偽とかの主張をした方が良いのかもしれないが、それも微妙かなと思いやめた。
ただ、決選投票で意外と泣き落としが効いたのか、今日ぬぬちゃんが処刑できた。
これは負けだと開き直っていたので自分としても意外な結果であり、まだ頑張れば勝てるのではないかと思っていた。僕みたいなロボット人間は決め打ったものは変えないという思考を持ちがちなので、こういうこともあるんだなあと思っていた。今回は決めうちの結果を曲げるという決断が裏目に出ているだけだが、最後まで精査を頑張っている村人の精査姿勢が素晴らしくてちょっとだけ感動していたし、こういう人たちと人狼やった方が楽しいよなと思った。

夜時間はゲームが長くなっていることで暇してる方には申し訳ないなと思っていた(これが僕が謝ってた原因である)。本来決め打ちしているものを捻じ曲げているわけなので。噛み自体はそもそもカナタさん噛みを選択した時点でならず者に頼る気はなくなっていたので(潜伏ならず者がいるならそもそもカナタさんだろうと思っていた)、とことんドМな噛みをしようと思い春巻き噛みを選択した。

5日目


そもそも議論が前日に煮詰まりきっており今日新しく主張することはなかった。強いて言えばみゅーとぬぬちゃんの2狼の主張を僕が新しくしたぐらいだった。この日も投票がスプリットして、サカタVSみゅーとのランダム処刑。運勢48位対決。ここまで来たらせっかくだし勝ちたいと思って祈っていた。結果みゅーとさん処刑。
まさかこのゲームを勝てるとは・・・という思いだった。頑張るといいこともあるんだなと思ってめちゃくちゃガッツポーズした。

ところ、夜来ますアナウンスが来た。え・・・という感じだった。

騎士がいるのか。
そもそもここまでGJが起きなかったこと及び倉島さんや春巻き君というGJが起きそうな人でGJが起きないことから、騎士は絶対にぬけているものだと思っていたからである。頭突きを食らった気分だった。


結構悩んでいたのだが完全グレーのゆりあさんなら騎士COのタイミングがあったのではないかという考えのもとせなべさんが騎士なんだろうなと思っていたので、せなべさん噛みを選択した。まぁここまで来たら負けても一興であるという思いもあった。

6日目


GJが起きて詰み。

参りましたと思うと同時に、我ながら好ゲームになったなという事に満足感があった。

村勝ち

感想としては、最後は「GJを起こせない思考の騎士がどっちだったか」についてもう少し思考すればよかったなというものの結果論的な側面もあるかなと思う。それより、ナイスゲームになった満足感のほうが強く、個人的には負けてなお強しという感じだったので満足している。昔、とある人が「良い人狼ゲームは最後の最後までっもつれる」というのを聞いたことがあるが、ドラマチックで最後の最後まで50%の択を村と狼がせめぎあえたのは忘れられない思い出になる村だった。

またやりたいと思えるレギュだったし、満足度が非常に高かった。



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