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簿記から見る債権と債務

久しぶりのエダマメ太郎です🥑

前回に引き続き、

死ぬほど易しい簿記コーナーやっていきます!では

今回は債権、債務の王道である

『売掛金、受取手形、買掛金、支払い手形』

この4つをやっていくよ。

この4つはどんな簿記の試験でも1億%出てくる。

僕はこの言葉を見ない日はないです。

まずは債権である、

売掛金と受取手形。

債権とは一言でいうと

相手から後でお金を貰える権利のことなんだ。

何か商品を相手に売った場合に、相手からお金を後で払ってもらうよ!っていう風にすることも出来るよね?

その『後でもらう権利』のことを債権と言う。

そして、お金をもらえる権利なので、債権は資産に分類される。

売掛金と受取手形は貸借対照表(B/S)の資産に計上されるんだ。

計上とは記載されることね。

例えば、商品を1000円で相手に売り、お金を貰おうとしたが、相手がイマ現在お金を持っていないので、その1000円は後でもらうことにする。

その場合、仕訳では

売掛金1000円/売上1000円

という形になる。

前回のように実際にお金をその場で貰えた時は

現金預金1000円/売上1000円

とたけど、今回は違う。

前回のおさらいだけど、

現金預金のような『資産』は

増えたら⤴️左に◀︎、

減ったら⤵️右▶︎に

売上のような『収益』は

増えたら⤴️右▶︎に、

減ったら⤵️左◀︎に。

このルールが今回のパターンでも適用されて、

売掛金1000/売上1000

このように仕訳が行われるんだ。

受取手形はどうだろう??

受取手形も基本的には売掛金と同じで、

違うのは、お金をもらえる権利の形なんだ。


つまり、どういうことかというと、

受取手形は今じゃあまり実際のビジネスでは見ないけど、手形という紙の誓約書のようなものに何月の何日までに〇〇○○円払いますのような内容が書かれている、約束手形というものなんだ。

これは売掛金よりも重要性が高くて、

イメージで言うと血の約束🩸みたいなイメージ。

後でやるけど、受取手形の反対、つまり商品を買って、お金を後で払う側は支払手形という項目をB/Sに計上するんだけど、

もし、この支払手形に書かれている金額をある期間までに払えないことが2回続いたら、銀行との取引ができなくなって、お金を借りることも出来なくなってしまうこともある。

それくらい重要な約束なんだ。

仕訳は基本的に同じで、さっきの取引のように、売る側の仕訳は商品を1000円で売って、受取手形を1000円分もらう仕訳を記載する。

受取手形1000/売上1000

のようにね。

そして、債務である

『買掛金、支払手形』

これは、売掛金、受取手形の全くの逆、と考えればわかりやすいかも。

さっきは商品を売る側だったけど、会社なら、商品を買うことだってあり得るよね??

商品を買った時に、B/Sに計上されるのが買掛金と支払手形なんだ。

つまり、僕たちの会社は商品1000円分を買って、相手に後で1000円払うわ!って言って、約束する。


その場合の仕訳は

仕入れ1000円/買掛金1000円

という形になる。

仕入れってなんだ?ってなるよね。

仕入れとは損益計算書(P/L)に記載される、費用のことなんだ。

商品を仕入れたよ!っていう証明をするために費用という項目でP/Lに記載する。

そして買掛金は売掛金の逆で、

後で1000円を払わなければいけない権利

のこと。

つまり、借金と同じで負債に分類される。

負債は増えたら⤴️右▶︎に

減ったら⤵️左◀︎に

書くんだよね。資産と全くの逆と捉える。

今回は

後で1000円を払わなければいけない権利が発生してる

それは何でかっていう商品を仕入れてるから

っていう取引だから

原因である費用を左に◀︎

借金である負債を右に▶︎

仕入れ1000円/買掛金1000円

という形になるんだ。

支払手形は受取手形の逆で重要性が高く、

絶対に支払わなければいけない買掛金という風に捉えてくれてオッケー。

つまり、支払手形の場合は

仕入れ1000円/支払手形1000円

という形になる。

今回は長くなってしまったけど、基本中の基本だから、これは抑えて欲しい!

最後まで読んでくれてありがとうございます。

では、また次回!

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