ぶどうジュース
じいちゃんの作る畑には野菜や果物がなんでもあるんです。
今日の朝じいちゃんは私にぶどうを3房持ってきてくれました。
目が覚めて5分後のことでした。
「ぶどうだぞ」
「うん」
「洗って食えよ」
「うん」
「まだいっぱい生ってるから自分でたくさん獲れよ」
「うん、ありがとね」
口の中に種が入るのが苦手な私。
ぶどうは避けてきている私。
すぐにお皿とミキサーを取り出して
実と種と皮を分ける作業をしました。
たくさん種の入ったじいちゃんのぶどうは酸味が強くて少し砂糖を足します。
こうしてできた朝獲れぶどうのジュース。
若草色をしていました。
酸味80%甘味20%
私の美味しい朝食となりました。
じいちゃんが毎年ぶどうを持ってきては
「私あまりぶどう好きじゃないの」というと
「ほんとか」と驚いて
翌年には
お前好きだろ?と言わんばかりの笑みで持ってくるのが
私は好きで。
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