20歳の独立日記〜27日目〜
6月6日(水曜日)
大好きな名言がある。
NHKで放送中の「プロフェッショナル仕事の流儀」。毎週、ある分野の最先端を走るプロに密着して、プロとは何なのかを探る番組だ。毎回毎回、胸にグサッと刺さる名言が生まれる。その中でもダウンタウンの松本人志の会が印象に残っている。
僕の生まれる前に、「ごっつええ感じ」という番組が放送されていた。
ダウンタウン、今田耕司、板尾創路などが出演する伝説のコント番組だ。
特に「キャシィ塚本」というコントが特に好きだった。お料理番組の講師として呼ばれたキャシィ塚本が、メチャクチャやらかすのだが、その様がとにかく面白い。今のテレビでは放送できないものばかりだが、そのエッジの効いた笑いは中学生の僕には衝撃的だった。
それから松本人志に興味を持ち、「遺書」「松本」。彼の書いた本は全て読んだ。高校を卒業後、NSC(吉本お笑い養成所)に行くかデザインを勉強するか本気で迷っていた。
それくらい松本人志に心底惚れていた。
「プロフェッショナル仕事の流儀」では番組の最後にある質問をする。
あなたにとってプロフェッショナルとは?
松本人志はこう言った。
素人に圧倒的な差を見せつけて、勝利すること。
今はスマホのアプリでも、SNSの宣伝画像くらいだったら作れてしまう。
そこで、僕はプロのデザイナーとして圧倒的な差を
見せつけなければならない。心に刻んでいる名言の1つだ。
我が家にもう1人プロがいる。母だ。
母は前にも書いたがプロのブロガーだ。
僕も「20歳の独立日記」を始めて、ブロガー/ライターの道を進みだした。その道のプロである母に聞いてみた。読まれる文章を書くにはどうすればいいのか。
「読まれる文章を書こうと、読み手に合わせてたら段々、面白くなくなるで。自分の書きたいように書いて、それを面白いと思ってくれる人を大事にしてたら良いんちゃう?」
その後も詳しく聞いていくと、母はセルフブランディングがめちゃくちゃしっかりしていた。というか、自分自身のコンテンツ化に成功していた。まだまだ学ぶことが多そうだ。
よく考えれば学生の時よりも、社会に出てからの方が勉強している。
●今日のつぶやき
「母のブログでは僕の子育てのことも書いているので、見るのがすごく恥ずかしいです。」
昨日の記事 :
photo by nae.
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