20歳の独立日記〜22日目〜

6月1日(金曜日)

今日から6月が始まった。独立して、3ヶ月目。1ヶ月が短い。「社会人になったら1年が早くなるよ」本当にそうだった。毎日いろんなことが起きて、毎日人にお会いしている。100枚あった名刺はもうあと少しだ。決まった休みも無いので、ずっとオンの状態を保っている。この話をすると、「しんどくないの?」と聞かれる。物理的な疲労はある。寝てないとか、目がつかれたとか、歩きつかれたとか。精神的には全く疲労感は無い。「楽しい週末2日のために、平日5日間を頑張る」ことが僕は無理だ。楽しい7日間を求めてしまう。バイト、授業。まったく楽しいと思ったことがなかった。バイトが休みなら、授業が休講なら嬉しかった。だから僕にはその時間は、必要なかった。バイトから学んだこともあるし、楽しい授業もあった。

1人でやっていくと決めてから学校を早く卒業したかった。ワクワクしてた。自分の好きなことだけをできる、これからが楽しみだった。今思えば、ただのハッピー野郎だったと思う。仕事の目処なんて立っていないし、業界に太いパイプがある訳でもない。だが僕はその時の自分に感謝している。たった一人で飛び込んで良かった。

本で読んだこと、テレビで見たこと。やってみないと分からない。どれだけハウツー本を読んで、ガチガチのテクニックで勝負しても、うまくいかないと思う。会計、ギャラ交渉、営業、全部経験できたこと。若いときに人よりもたくさん失敗できること。打席に立ちまくって、フルスイングできること。自分の気持ちに嘘をついて、無理して、就職しないで良かった。人と違う人生には、人よりも多くの苦労が伴う。その苦労も楽しんでやろうと、強く思っている。今日はいい天気だ。

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朝から、あるイベントの顔合わせだった。僕合わせて3人で、カフェで自己紹介をした。「情熱大陸に30歳までに出たい」「サイボウズに入りたい」色んな話が出て、とても有意義な時間だった。たまたま交流会で出会った3人だったが、とても似ている3人だった。「誰かを応援したい」僕は現在デザインで、そのサポートをしている。2人は大きなイベントを企画したり、メディアを運営したりしている。自分が1年後、2年後、そんなことが出来るかなと素直に尊敬した。

誰かを応援する方法はたくさんあるが、今回はイベントを企画して、悩んでいる人たちの背中を押せればと思う。デザイン担当としてブランディングに携わって、もっとステキなイベントにしていきたい。またお知らせします。

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今日2つ目の打ち合わせ。UMFという団体がある。そこでは、大学生が主体で運営するフェスを企画している。音楽関連の団体ではかなり大きい。そこのネットメディア「オンガク」のライターをやらせて頂くことになった。これからはコンテンツを作ったり、バンドにインタビューしたり、色々なことをしたい。そしていつか、自分の憧れているバンドにインタビューしたい。そして、バンドマンのインタビューを通じて関係を作りたい。もっともっと好きなバンドを増やしていきたい。日本にはまだまだ良いバンドがいる。きっとまだ知らないだけ。僕のインタビュー、特集をキッカケにバンドの良さを伝えていきたい。

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嬉しいことに、新しい依頼がたくさん来た。塾のチラシ、メディアのロゴ、wixでのサイト作成。発信って本当に大事。好きなこと、やりたいことは言い続けること。人に会って会って、自分のしたいことを言うこと。そのためには自分を知る作業が大切。ユータヌキさん、ニシグチさん、トミナガさん達と出会わなかったら考えてなかった。「運命がカードを配り、我々が勝負する」まさにその通り。夢を叶えるチャンスなんて、どこにあるか分からん。まだ僕も叶えたい夢があるから、もっと打席に立つ。もちろん、全てフルスイング。


過去の記事 :

「20歳の独立日記〜21日目〜」

「20歳の独立日記〜20日目〜」

「20歳の独立日記〜19日目〜」


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