20歳の独立日記〜62日目〜
7月11日(水曜日)
努力は要らないと思う。
力の出せることに時間を使った方がいいと思う。僕は、頑張りたいときに頑張れない人だ。「学校に毎日行くぞ!」と張り切っても、次の日の朝には布団から出れなかったり。
ダメだなだって思って、ちょっとした自己嫌悪に陥って、誰にも会いたくなくなった。母親にも責められ、先生からも責められた。そして、また、学校に行きたくなくなるというスパイラル。
頑張れること、力を出せることに全力になればいい。
自分の現状に満足できていなくても、ダメダメ期であっても、今できることをできる限りやっていく。
「20歳でフリーランスで、相当努力したんでしょ?」と思われる。努力はしていない。持つ力を出し惜しみしないこと、考えていること・スタイルをオープンにするだけだ。
これは、努力でも無ければ、才能でもない。
仕事の選び方にも色々あると思う。僕が今までで一番良いと思う、自分の仕事の選び方は「お客さんでいられないことを仕事にする」こと。
僕は良いデザインを見たら、パチーンと殴られるような感覚を覚える。居てもたってもいられなくなって、そのデザインをじっくり見る。お客さん側ではいられない。
美味しいご飯を食べたとき、良い写真を見たとき、ステキな洋服を見たとき、カッコいいライブを見たとき。
お客さんでいられないこと。
好きなことで生きていく、よりもこっちの方が頑張れると思う。
お気持ちだけでも飛び上がって喜びます