20歳の独立日記〜54日目〜

7月3日(火曜日)

朝6時に起きた。サッカーはもう終わって、日本は負けていた。「いい試合だった」らしい。サッカーは好きだけど、わざわざ見ようとは思わない。

小学校のときからずっとそう。友達にプロサッカー選手を目指す男の子がいた。市丸くんという名前。市丸くんはすごくサッカーが上手で、三年生なのに六年生と一緒に練習をしていた。彼が所属するサッカーチームは地区大会の優勝常連だった。

練習がない日も友達とサッカーで遊んでいた。僕はそれを横目に、友達の家にイナズマイレブンのゲームをしに行ったのだった。


小学校5年生のとき、市丸くんは「ガンバ大阪の選手になって、遠藤保仁とプレイをする」と言っていた。その頃、彼は全国の小学校のオールスターゲームの西日本代表だった。

それから彼は16歳にしてU18の代表にも選ばれた。18歳になったときには、ガンバ大阪とプロ契約を結び、遠藤保仁とプレイをした。

この話を親戚のおっちゃんにすると、「すごいな、市丸瑞希、Jリーグの有力株やで」とのこと。

僕の地元の広報誌では表紙を飾り、Twitterは公式マーク付き。桁が違いすぎて驚きの言葉も出ない。

彼にとって夢って何だったんだろうと思う。どうやって彼は夢を叶えたんだろう。サッカーというスポーツの影響力が、彼を育てたんだろうと思う。

たくさん練習して、練習して、あの選手みたいになりたい!

芯がブレなかったんだろう。どんなにキツくても、根底にあるのはこのマインド。ブレない芯を持つんだ。一本筋の通った、力強い芯を。

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6時に起きて、そのまま仕事。連絡も溜まってるし、2日放置した仕事が大変なことになっていた。無心で仕事をし、気づけば2時間半が経過。

休憩がてら、散歩に行くことにした。これまで車で送ってもらってばっかりで、自分の足でどこかへ行くことはなかった。茨城県に来てから、初散歩。

こんなおっきいヒマワリ、見たことがなかった。僕の身長が178センチで、ヒマワリは185センチくらいあった。

歩いても歩いても何もない。僕の目指していたのはコンビニのはずだった。でもどこにもない。耐えかねてマップを開いて、周辺のコンビニを探すと

「1.8キロ先」との表示。

歩いているといろんなものがあった。

THE 田舎の風景。大阪生まれ大阪育ちのぼくには少し、カルチャーショックで、徒歩だとどこにも行けないことを再認識した。

炎天下の中、40分歩いて帰宅。気分転換にはならない外出だった。それから昼寝をして、12:00に起床。

今度は車で買い物に連れて行ってもらった。その、早いのなんの。車の免許取るのめんどくさいな。

いいや、もう家にこもろう!!

天気予報に出てくる地図が見慣れない。近畿地方は、遥か海の向こうにあるみたい。

今週、水戸にあるライブハウスの面接受けます。バンドの知り合い増やしたい。

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