社会人4年目の振り返り
自己紹介:某SaaSスタートアップに勤務する社会人4年目のビジネスパーソン。現在はPMMとして、全社のブランド戦略やタレントマネジメントを中心とした新規事業の開発業務をメインミッションとして業務を行っています。
2023年1~3月
➡ 激動の一年のはじまり。年末から進めていた請求書SaaS事業の拡販に向けた準備に取り掛かる中、HR領域に集中をするという会社の意思決定により、当該事業のクローズが決定。立ち上げのオーナーシップをとっていたこともあり、事業クローズの対応もオーナーシップを持って進めることに。
■ やったこと、できごと
・ 請求書SaaS事業のクローズ
⇒ ROIの観点からHR SaaSに集中の意思決定となり、当該事業のクローズを担当。クローズにおけるtodo表を管理・事業部(FS,CS,PS)観点から作成し、顧客説明含めてスケジュールを組んで対応。大きな論点もなく無事クローズすることができた。
・ 新規事業立案コンテスト準備
⇒ 年初に会社として初めての新規事業立案コンテストが開催されることに。兼ねてより、構想していた企画があったのでそれを形にするために情報収集や商品概要資料、事業計画を策定した。
■ 感情の変化、感じたこと
・ ターニングポイント
ー 2022年の終わりごろから自分の成長実感やWillの仕事をできている実感がなく転職や起業を模索し始めていたのがこの時期だった。そのタイミングで事業クローズの話だったり、新規事業コンテストの話だったりが出てきたことによって短期間で自分の経験したことがないようなことを経験することができ、今の会社で前向きで頑張っていこうと思い出したのがこのタイミングだったのでこの期間は自分の社会人人生にとって非常に重要なターニングポイントになったと思う。(新規事業立案コンテストで自分が夢中になれることがあることを知れたのも一つ大きなポイントになった)
・ 会社経営の観点
ー この時期に、事業クローズ以外にも大きな会社としての動きがあった。改めて、組織は誰が抜けても回り続けると感じたし、良くも悪くも経営陣によってすべてが決まっていくということを実感した。学生時代にも感じたが、トップが組織を形作るということは間違っていないということを強く感じれたタイミングでもあった。
2023年4~6月
➡ 社内の異動制度を使って事業企画からプロダクト開発組織にジョブチェンジ。一気に自分の領域の幅が広がったのがこの時期。いい意味で一から学ぶことが多く、新卒ぶりに適度な負荷がかかった期間になった。ここからプロジェクトが短期間のものではなく長期的なものが増えていった。
■ やったこと、できごと
・ ワークフロープロダクトの商品企画
⇒ 会社として注力していく商品である各種業務の申請・承認業務が行えるワークフロープロダクトの商品企画を担当。狩野モデルをもとにワークフロー商品で開発するべき優先順位を検討し、MVPの策定を実施することができた。
・ BrandDesign
⇒ HR SaaS注力の一環からブランディング刷新のプロジェクトを任されることに。右も左もわからないながら3C分析ツールの導入や、対応領域の策定などを行う。結果として、11月ごろまで続く長期プロジェクトとなるが、このプロジェクトのおかげで関係者やPMMグループの認知が拡大することができた。
・ UXライティング
⇒ 自社のユビキタス言語を作るということを目標に、会社としての言葉の定義化を担当。てにおはなどのサービス外での定義はもちろん、サービス内で同一の意味で別呼称となっているものなどの定義化を行い、辞書化。全社展開に至る。
■ 感情の変化、感じたこと
・ WCM
ー 就活や入社後すぐにWillCanMustのシートを書かされてきたがいまいち納得できない自分がいた。ただ、社会人4年目のこのタイミングにして初めてこの三つの輪の重なりで仕事をできていると実感した。BrandDesignのプロジェクトに関しては、夢にも出てくるほど熱中していたし、ただただ会社としてやるべきだし、自分としてもやりたいと思えているプロジェクトだった。同時にこの軸でキャリアを作っていきたいなとも思えた瞬間でもあった。
https://www.tobi-kikaku.jp/method/will-can-must
・ 新規事業立案コンテストでの優勝
ー 5月の全社総会で新規事業コンテストの商品企画部門においての最優秀賞をいただくことができた。社内の全体に対して正式な形で表彰される機会は初めてだったので率直にうれしかった。同時に、この経験を経てぐっと自分の中の視座が上がったタイミングでもあった。無事商品化することも決まり、対外的なリリースに向けて責任をもって取り組みたいなと思った。
2023年7~9月
➡ 今年で一番忙しかったのがこの時期。同時で何本もプロジェクトが走りそのほとんどがオーナーシップを持たなければいけなかったため、業務過多になっていた。そういう背景もあり、人員を他部署から募集したり、プロジェクトの手を動かす作業を一部他メンバーに任せたりと、今まであまり使ってこなかった頭の使い方をしたのがこの時期。今思い返すと、マネージャーの視座としてたくさんの良い経験ができた。
■ やったこと、できごと
・ 人的資本調査
⇒ タレントマネジメントの新規商品リリースにあたり、人的資本回りの調査を行い、開発に反映させた。今までの自社製品は無ければ業務が回らないといったような毛色の商品がメインだったが、タレントマネジメントはある程度の必要性をこちらから訴求しない限り、表面上のはやりだからという理由での流入が多くなるこの領域では戦えないため、時間のほとんどをこの調査に費やした。
■ 感情の変化、感じたこと
・ 引き抜き事件
ー PMM組織の立ち上げにあたって、メンバーを募集する必要があり、引き抜き相手の上司に相談せず半ば強引に社内のメンバーを呼んでしまった。ここの調整ミスは今年一番の失態だと思う。
・ 顧客理解について
ー BrandDesignの一環として顧客へのヒアリングを重点的に行ったのがこの時期だった。今まで企画畑でお客さまと直接話すことがあまりなく、あくまで営業を通じてや商談動画で顧客理解をしていたが、直接お客さまに仮説をぶつけたり、現状課題をヒアリングすることができて現場感の仮説を構築することができた。
2023年10~12月
➡ 仕事もプライベートも充実した時期。改めて自分のキャリアを見つめなおす機会になった。
■ やったこと、できごと
・ ブランドエクイティ調査
⇒ ブランドデザインPJの一環で、自社のブランドエクイティ調査を外部の調査会社に委託して行った。調査票の作成やアンケート項目の作成、その作成の前段階にある仮説建てまで一貫して行うことができた。
・ ブランドブック・ブランドサイト
⇒ ブランドデザインPJの一環で、定義化した価値をインナーブランディング、アウターブランディング双方に向けて打ち出すための資料とサイトを作成した。この結果を受けて上半期MVPに選出された。
・ 評価プロダクト販売準備
⇒ 人事評価を行える商品の営業活動が開始される中で、勉強会や資料作成など販売にかかる部分の対応を一通り行った。
・ 人事データ分析プロダクト要件策定
⇒ 人事データ分析が行える商品のMVP策定や要件定義など諸々の対応を実施した。
■ 感情の変化、感じたこと
・ プライベートの変化
ー このタイミングくらいから仕事以外で、いろんな環境の変化が起こった。改めて自分の市場価値や生き方を考えるきっかけになった。
2024年 やることリスト(ビジネス編)
テーマ:不可侵領域を複数作る
・ テクニカルマーケの知見を付ける
ー 副業で経験も付けられるとベスト
・ AI領域の知見を付ける
ー 生成AIの情報のキャッチアップでは常に最先端にい続けられるようにする
・ プロダクト戦略の再現性を持たせる
ー プロダクトビジョンの策定からロードマップ策定、プロダクト評価に至ってまで体系的にプロダクト戦略を実行することができるようになる
・ 大学院リベンジ
ー MBA取得に動く
・ 〇〇〇万円の資産を持つ
ー もう少し株式投資勉強する
2024年 やることリスト(プライベート編)
テーマ:美容&健康&おいしいご飯
・ ボトックスを打つ
ー 額と眉間のしわをなくす
・ キックボクシングを始める
・ 1か月に一回は調べた店でご飯を食べる
・ 1か月に1本は1万円前後のワインを買う
・ 韓国に美容旅行
ー ジュべルック、ポテンツァあたり
・ キャンプリベンジ
ー 5月、7月、10月に一回ずつ
・ プロ野球観戦
ー 計10回は行く(5月~10月で月二回)