脚本考
魔法少女ものの脚本を書いている。オリジナルなのでまた変に時間を食っているが、商業脚本をそこそこやったので脚本に対する盲が取れた感じがある。変なこだわりを捨てれたというか。
今回かなり丁寧にプロットから、大箱書きを書いて、と段取りを重ねている。今やっと小箱書きを書いている段階だ。小箱が終わればやっと初稿に取りかかれる。あとひと月かかるんじゃないかと思う。
オリジナルを書く時、今までどうしても尺が45分を超えてしまっていた。やりたいことが映画基準だからしょうがないとは言え、どうも冗長でくどい。今回は30分尺にハマるように積極的に頑張っているが、これが結構面白い。
面白い所が削られないように、かつ尺も削る。これがパズルゲームの快感に近い。課題が見えやすいし、アイデアも出しがいがある。しかしこれを今までやってこなかったのは自主制作の腑抜けた根性ゆえなんだろうなと。
面白かった人、ありがとう。面白くなかった人、ごめんなさい。