☆アルコール依存症は進行する病気☆

元夫がアルコール依存症だと判明した当時は、

まだまだ元気に仕事もしていたし、
体調が悪いようにも見えませんでした。

だから

「このまま飲み続ければ、5年後には廃人になるか命が危ないですよ」
と、病院から警告を受けていたにも関わらず、

「廃人？？死ぬ？？　そんな大げさな～」と、
全く真剣に受けとめていませんでした。

彼自身も最初だけ、
ちょっと気にしてお酒を控えたくらいで、
ほとぼりが冷めると
その後は普通に飲んでいました。

　「ちょっと人より飲む量が多いだけ。」
　「たまに飲む量を減らせば大丈夫。」

そんな理由をつけて、
私も彼も、
この病気をとーってもあまくみていたんですね。

しかしそれからほどなくして、
病院の先生が警告したように、

彼は廃人への道へまっすぐ突き進むことになり、
私はこれまで経験したことのない生き地獄を味わうことになりました。

後に、
アルコール依存症は進行性の脳の病気で、
「か」の付くもの、3つを壊していく病気だと知りました。　

◆1つ目は「からだ」
◆2つ目は「かいしゃ」
◆3つ目は「かぞく」

うちは本当にこの通りになりました（笑）

今思い返すと、
彼の病気は目に見えない速さでどんどん進行して

あっという間に、
家族全員、身体と精神が崩壊していきました。