素人パン屋の快進撃の裏側
人口5500人ほどの、北海道大樹町で成功し
そこからフランチャイズの快進撃を続ける
「小麦の奴隷」。
ホリエモンこと、
堀江貴文さんが手がけるパン屋だ。
そして、このパン屋
どこでオープンしても大行列なのだ。
というのも、ここの秘密は
パンの生地にある。
パンの味を決めるのは生地だ。
パン作りで1番難易度が高いのは
毎日同じクオリティでこねること。
つまり、これが最高に難しい。
温度も湿度も毎日変わる条件のなか、
発酵という微生物との対話を
続けなければならない。
これは、それなりの知識と経験がいる。
朝に買いに来るは人に対応するとなると、
夜中に起きてパン生地をこねることにもなる。
これは地味で大変な仕事だ。
これを冷凍生地を使うことで、
乗り越えたのだ。
小麦の奴隷が店舗拡大を
ありえないスピードで可能にしているのは、
「冷凍生地」があるからだ。
実際のところ、
パン好きの人でも、ほとんどのお客さんは
「冷凍生地か生生地か」は分からない。
そしてお客さんは
生地の種類でパンを選ぶことはなく
当然おいしければ選んでくれる。
つまり、「生生地にこだわる」ことは、
消費者のニーズからズレているのだ。
そして冷凍生地を使うことで、
これまで必要だった長い修行期間が
短縮できるようになる。
そして、夜中にこねるような
ブラックな働き方をする必要も無い。
前日に解凍しておいて、
朝出勤したら成形からスタートすればいい。
(もちろん、成形のあとには
発酵・焼成という工程があるので、
簡単にパンが作れるわけではない。)
これにより、女性パン職人の
結婚や出産のタイミングで、
深夜~早朝の仕込みが
ネックだったのがなくなり
女性パン職人の希望の光にもなるだろう。
また、これで今までやっていた
修行制度もなくなるはず。
ちなみに、小麦の奴隷では
フランチャイズに加入すると、
本部で1ヶ月の研修で、
成形・発酵・焼成はもちろんのこと、
開業の仕方やホール作業までマスターできる。
つまり、やると決めてから、
早ければ数ヶ月でパン屋を
オープンできるのだ。
小麦の奴隷は、
ただ美味しいパンを提供するのではなく、
働く人にとってもたくさんの選択肢を与えてる。
こんな素晴らしいビジネスモデルは
他にあまりない。
あなたが、東京や大阪、名古屋のような
都心部に住んでいるのであれば、
郊外で起業すると国から補助金が
400万円ほどもらえる制度もある。
それを活用すれば、
1年目の自分の給料は担保できるし、
数ヶ月あればパン屋をオープンできるし、
小麦の奴隷のパンは人気なので、
1年あれば軌道にのせることも難しくないだろう。
これが本当のフランチャイズだ。
世の中には手数料を
馬鹿みたいに巻き上げて
それで得た利益を
自分の年収にしてさらけだし
さらに他の人から巻き上げようとしてる
インフルエンサーも蔓延っている。
あなたがもし地方でパン屋のような
お店を持ちたいなら「小麦の奴隷」は、
かなり面白い選択肢なのではないだろうか。
-柳岡亮
PS:
僕らは、あとチャレンジ1回のところまできている。