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安易な「口コミ」の演出はもう終わっている


飲食店に限った話ではあるが、
広告を使ったプロモーションは
もう終わっている。

そういうと、
「口コミが大事ですか?」と
聞かれることがある。

だが、「口コミ」という
呼び方も違和感がある。

なぜなら、SNSでは
もっと違う広がり方をしてるからだ。

『立川マシマシ』の代表取締役社長、
大川弘一さんが

「企業が仕掛ける口コミっぽい見せ方は、
最後の最後で目が笑ってなくて寒い」

と言っていたが、
まさにその通りだと思う。

本人が感動して発信した情報には熱があり、
それを真似することはできない。

「ホットペッパーグルメ」は
本当にいらないと思う。

使っている飲食店に使ってる理由を聞くと、

「隣の店もやってるから」
「前の店でもやってたから」

といった答えが返ってくるが、
どうしてもっと自分で
知恵を絞らないのだろうか。

リクルートのサービスに支払うお金は
いわば「リクルート税」。

本来は支払わなくてもいいお金だと
僕は思っている。

利益をリクルートに
もっていかれないようにするには、
自分で工夫しなければならない。

待っているだけではなく、
自分で動くことが大切だ。

いちばん効果的なのは、
「プッシュしまくる」こと。

お客さんが、
「今日はどこに食べに行こうかな」と
悩んでいるときに

「うちに来てください!」と連絡がきたら、
少なくとも思い出してはくれる。

来店の可能性もあがるだろう。

単にそういうゲームだと考えればいい。

嫌がられない範囲で
プッシュしまくれば、
その積み重ねで結果は変わってくるはずだ。

飲食店だと1日のお客さんは、
規模にもよるが小さなとこなら
80人くらいだろう。

リピートしてくれる顧客は
せいぜい2000人くらいだ。

その2000人に対して
少しカスタマイズしつつ連絡するのは
そんなに難しい作業ではない。

時間もそこまでかからない。
だったら、やるべきなのに、
なぜか9割の人はらやらない。

逆に儲かってる飲食店は、
やってるだけのことだ。

試しに今すぐにでも
プッシュしてみてはどうだろうか?

そして、ひとりでも反応してくれたら
続けてみるべきだ。

-柳岡亮

PS:
僕らは、あとチャレンジ1回のところまできている。

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