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大磯・二宮 初訪問備忘録(2025年2月28日 木曜日)

概要

今日、ある理由で神奈川県湘南エリアの大磯と二宮に行ったので、その小旅行について備忘録を記しておく。(片道1,350円、約65〜70km、交通費は約1,000円)

大磯・二宮といえば、昭和のテレビ撮影スポットとして知られるロングビーチや、熱海・箱根へ向かう途中にあるエリア。箱根駅伝のコースとしても有名で、明治時代には政治家の別荘地として栄えたらしい。

東京民の私としては、「大磯」と「磯子」をよく間違えてしまう。

まず前提知識として、大磯、二宮について

chatgptによる東京、横浜から大磯、二宮 の距離と東京、横浜民からのイメージ

東京・横浜から大磯・二宮までの距離



• 東京駅 → 大磯駅:約65km(JR東海道本線で約1時間)
• 東京駅 → 二宮駅:約70km(JR東海道本線で約1時間10分)
• 横浜駅 → 大磯駅:約40km(JR東海道本線で約35分)
• 横浜駅 → 二宮駅:約45km(JR東海道本線で約40分)

東京・横浜民からのイメージ

東京民からのイメージ



• 「湘南エリアの端っこ」「小旅行で行く場所」
• 「海沿いの落ち着いた町」「明治時代の別荘地のイメージ」
• 「都内通勤圏ではあるが、やや遠い」
• 「箱根や熱海に行く前の通過点」

横浜民からのイメージ



• 「鎌倉よりもさらに静かでのんびりした湘南の一部」
• 「週末にドライブやサイクリングで行く場所」
• 「横浜からなら十分日帰り圏内」
• 「大磯プリンスホテルの温泉が有名」
• 「二宮は菜の花と吾妻山がある」

全体的に、「湘南エリアだけど観光地っぽさは控えめで、落ち着いた住宅街・別荘地」といった印象が強いね。


行った理由


美術好きな私が、Twitter(X)でフォローしている大磯観光のアカウント『いそべい』から、建築に関する美術イベントが開催されるという情報を得たことがきっかけです。これまで大磯には行ったことがなかったため、新たな体験として魅力を感じました。また、神奈川県内では横浜や秦野市などに何度も足を運んでいるため、遠出にはなるものの、普段の仕事の憂さ晴らしにもなると考え、参加を決めました。新しいイベントに触れることが好きな私にとって、今回の訪問は非常に楽しみなものとなりました。

行った際の写真

大磯エリア

後で更新します。

二宮エリア

後で更新します。

感想など



約12時から約15時まで滞在しました。移動中は、横浜を越えて戸塚、大船を過ぎた先の藤沢、平塚からさらに2~3駅進んだ場所だったので、藤沢や平塚のベッドタウンだろうと感じました。大船は、横須賀のフェスティバルに行った際に乗り換えをした場所なので、鮮明に記憶に残っています。

大磯駅に降りると、駅舎は木造で三角屋根の昔ながらの田舎の駅のようでした。あ、ここは田舎だなとすぐに感じました。駅の壁には江戸時代の大磯を描いた浮世絵が飾られていて、歴史マニアの私としては思わず「おお」と感動しました。その浮世絵には、江戸時代の仇討ちで有名な曽我兄弟に関するものが描かれていました。浮世絵を通して、曽我兄弟について「曽我物語」という本があることを知りました。

駅前はコンビニがあり、地元の特産品を扱ったスーパーがあった。せんべいと湘南の柑橘類のゼリーがあったので購入した。約1000円。湘南は知らなかったが柑橘類が特産らしい。柑橘類は愛媛のイメージがあったが、湘南エリアは愛媛に似た地域なのだろうか?と考えてしまった。食べたら湘南ゼリーは結構美味しかった。好きな味だった。駅前の不動産屋で住宅価格をみたら3Kで5.6万ぐらいと書いてあってめちゃくちゃやすいなと。まぁ田舎だから当たり前かなと。駅前のお茶屋さんにお目当ての建築の展示物があったのでみた。お茶屋さんの人に知らない体で聞いたら慶應の子の展示と説明受けた。大磯は都内から初めてきたとか話してロングビーチの話題になった。

店を出た後、地図を見ながら歩き、近くにある「鴫立庵(しぎたつあん)」という古い建物へ向かった。鎌倉時代の俳人・西行の道場かと思いきや、実際には安土桃山時代に建てられた千利休の茶屋のような、小さな木造の茅葺きの建物だった。

そのそばには「湘南発祥の地」と記された石碑があり、興味を引かれた。どうやら「湘南」という地名は、江戸時代の歌人・西行法師が、大磯の風景が中国の湖南省・洞庭湖に似ていると感じたことから名付けられたらしい。湘南というと鎌倉あたりを指すものと思っていたので、これには驚いた。歴史好きとして、とても興味深い発見だった。

建物は「鴫立庵(しぎたつあん)」という名前だった。
入館料は町外が330円、町内は110円と設定されており、まるで海外でよく見かける「外国人価格」のようで、日本でこのような料金設定を見たのは初めてだった。

内部には立派な茶室があり、スタッフの方に尋ねると、現在も使用されているとのことだった。ちょうど何人かの年配の方々が奥の茶室へ入っていくのが見えた。

敷地内には代々の庵主の墓があり、それぞれの墓には庵主が詠んだ和歌が草書体で刻まれていた。こういうとき、漢字が読めたらもっと楽しめるのにと感じた。漢検一級の勉強を少しずつ進めていることもあり、余計に読んでみたい気持ちが湧いた。

また、敷地内には庵の象徴ともいえるカエルの像があった。片足で立ち、顔を上向きにした独特な形をしていた。説明文には、「鐘が鳴るなり法隆寺」の句で知られる正岡子規に由来すると書かれていた。結核療養で訪れたのだろうか、などと考えつつ、後で詳しく調べてみようと思った。

続きは後で更新します。

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