岐阜Bluvic立ち上げ定点観測~6か月~
3月25日に岐阜Bluvicを立ち上げ、半年間が経ちました。「もう」なのか「まだ」なのか若干自分の時間感覚が狂っていて、どちらにも感じています(笑)
この6か月を振り返り、今後に活かしていく為につらつらと綴らせて頂きます。
やってきたこと
4月~:バドミントンスクール立ち上げ、SNSの活性化、様々なイベント開催
6月~:ファンクラブ立ち上げ
7月~:youtubeチャンネル立ち上げ
やってきたことの成果
・バドミントンスクールの来場者人数:
4月+5月 :254人 *体験の為の半額キャンペーン期間
6月 :118人 *休校11日
7月 :162人 *休校6日
8月 :168人 *休校6日
9月 :108人 *休校11日
・公式Instagramフォロワー数:
3月末:5,014
9月末:6,496(+1,482)
・イベント総来場人数:
1,419人
・ファンクラブ入会人数:
68人
・youtube登録者数:
903人
それぞれの振り返り
スクールについて
岐阜に根付くチームとしては「育成、普及」という観点は非常に重要でスクールは基幹事業として位置付けています。
そして、始める前はどのくらいのお客様がいらっしゃるか不安ではありましたが、開始直後から多くのお客様にご来場いただき、誠に感謝申し上げます!
しかし、全クラス満員という状態ではなく、課題もあります。
現在スクールでは4つのコース(ベーシックコース、スキルアップコース、プライベートコース、ゲームコース)をご提供しておりますが、特にスキルアップの指導の質が指導者によって異なるのが障壁になっているのでは?と仮説を立てています。詳細はお客様にヒアリングをしながら紐解き打ち手を検討していきます。
スクール提供側としては質を平準化する事が重要ですので、いつどのタイミングでいらっしゃっても同じレベルでのサービスを受けて頂けるよう努力を続けたいと思います。
そして、またまだスクールの存在を知らない方もいらっしゃることも課題なので、マーケティング面(今まではインスタ告知のみなので、広告やチラシ配布など)も強化をしていきたいと思っています。SNS
リール投稿を中心に投稿数を増やし、選手のプレーを中心とした側面を今まで以上に見て頂こうと思って活性化させました。
結果的にフォロワー数も順調に増えており、こちらは今後も投稿頻度を維持していきたいと思っています。イベント
岐阜に根付くチームですからとにかく「岐阜の方に知っていただき、愛されてなんぼ!」です。そのためには岐阜県内での露出をとにかく増やすしかありません。
しかし、現在、SJリーグは年間5試合(岐阜県内では1試合のみ)と試合数も限られますので、4月からは部内マッチや練習試合を公開イベントとしたり、商業施設でスクールイベントを行ったり、様々なイベントを行ってきました。結果として多くの方に来場いただきました。
これからもこの活動は非常に重要であると思っていますので、継続および強化をしていきたいと考えています。
また柳ケ瀬商店街や繊維問屋街などとの連携も始めまして、岐阜を広い視点で盛り上げていければと思っています(記事はこちら)ファンクラブ
公式SNSでは見えない選手の裏の顔を見て頂いたり、様々な限定イベントに参加できたり、特別なグッズを購入できたりするファンクラブならではの体験を今後も拡充していきたいと思います。youtube
立ち上げ後多くの方に登録を頂きました。
10分程度の比較的長い動画コンテンツでこそ伝わる岐阜Bluvicメンバーならではの魅力を発信していければと感じておりますし、どんどん投稿内容や頻度を強化していきたいと思っています。
ただ、課題としては企画や撮影や編集指示などを私や選手で行っているのですが、どうしても工数が足らず、後手後手になってしまい投稿本数に限界が出てきている事です。
こちらは完全外注を視野に入れて、投稿頻度や投稿内容の担保を行っていきたいと思っています。
スポーツチームの運営をしてみて想う事
日本は戦後に生まれた実業団スポーツの色合いが根強く「スポーツで稼ぐ」という意識が希薄なように感じます。
(プロ野球、Jリーグ、Bリーグとでき、時代はどんどん変わっていますが、バドミントンはまだまだ色濃いです。)
そしてそんなバドミントンという世界の中で生きている指導者や現役選手からしても「稼ぐ」ということは自分たちの仕事ではないという意識が強いように感じます。
しかし、事業(稼ぐ)と競技(強化)は絶対的にセットで考えるべき論点であり、どちらも大事な仕事であると思っています。
稼ぐことで強化にまわす予算が増え、練習設備や環境が充実し、効率的に強化をすることが出来ます。逆に稼げないなら強化予算は縮小していくはずです。
そのシンプルな構図が今までは実業団スポーツという傘の中で薄れていたので、意識をする事もなかったのだと思います。
個人的には1つの企業におんぶにだっこのスポーツチームは非常に危なっかしいと思っています(その企業が赤字になったり、経営者が変わり考えが変わったら部活が無くなってしまうからです*過去にもたくさん事例があります)
スポーツチームというある意味社会的な価値を持つ存在が、一企業の意思決定により簡単に消えていいはずがないと思っています。
ではどうするか?
やはり事業と強化をセットで思考し、一企業に依存する事のない強い組織を作る事が重要です。
それが結果的に日本のバドミントンの今後にも繋がると信じています。
そしてそれは単一チームの話だけではなく、日本バドミントン協会やSJリーグ全体が考えて変わらなければ実現していかないとも感じています。
最後に
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
チーム設立当初に設定したビジョンに沿って愚直に行動をしていきたいと思います。引き続き、岐阜Bluvicをよろしくお願いいたします!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?