ラグビー部出身がバドミントンの会社を作る事になった話
丸杉で取締役をしております杉山幸輔です。
この度、株式会社岐阜Bluvicを設立し、バドミントン事業を営んでいくこととなりました。
サイトはこちらです。
え?杉山ってラグビー部だったよね?バドミントン部じゃないよね?とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、その通りでございます。
バドミントンやったことはありません(え?)
舐めてんのか!とバドミントン関係の方々に怒られそうですので、今回は至った経緯と真剣な想いを書かせて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。
バドミントンと私の出会い
丸杉には当初より男子、女子のバドミントン部がありまして、男子は社員選手、女子はプロ選手で、共にSJリーグの1部で活躍しておりました(男子は23年シーズンで2部に降格してしまいました)。
女子チームには東京五輪に出場していた福島廣田ペア(通称フクヒロ)も在籍しています。
さて、私のバドミントンとの出会いは、2023年1月。
丸杉に入社してすぐSJリーグ岐阜大会を観戦した時です。
感想は「早っ!」「面白ろっ!」「長い・・・」でした。
目の前で繰り広げられる想像以上のスピード戦、身体能力だけではない知能戦に完全に完全に圧倒されたのを今でも鮮明に覚えています。
同時に観戦したのが団体戦だったこともあり、開始から終了まで4時間半ほどかかり「これは初心者が見るのにはハードル高い競技だなぁ」とも強く感じました。
1年間バドミントンを見てきて思った事
本社管轄の取締役として広報的機能を果たしているバドミントンチームの運営をビジネスサイドで1年間見てきまして、
明らかに根付いているファンの存在
そんなファンの高すぎる熱量
想像以上に多い国内のバドミントン競技人口(公式試合に参加せず楽しんでいる人たちも含めると、バドミントンの競技人口は約800万人!!!サッカーに勝ると言われております)
東南アジアでの圧倒的熱狂ぶり
競技スポーツではなく、生涯スポーツという特性
他スポーツに比べて初期投資コストが安くて済む事
という数々のバドミントンの魅力、秘めている潜在的価値を知る事が出来ました。
一方で
プロ野球、Jリーグ、Bリーグなどの他スポーツに完全に遅れをとる興行性の無さや地域性の薄さ
国内や県内での認知度の低さ(バドミントン選手、バドミントンの国内リーグ、丸杉バドミントン部など全体的に。無論バドミントンという競技自体はみんな知っている)
企業の部活がゆえに必然的に遠くなってしまう選手と地元の皆様との距離
という事実にも気付かされました。
自然な形での決断
岐阜にあるプロバドミントンチームなのに、県民の皆様からの認知度は低く、どこまでいっても一般企業の部活であり、その殻を破る事は出来ない。
AIやテクノロジーが進歩している世の中において、自分の身体で何かを表現できるスポーツの価値は今後益々大きくなるはずで、スポーツが持つ力で岐阜をもっと元気にできるかもしれないのに、出来ていないのは勿体ない。
もしかしたら興味があるかもしれない県民の皆様にとっても、本来大観客の前でプレーしてしかるべきプロ選手達にとっても、県市町村にとっても、丸杉にとっても、この形はベストではないんじゃないかと考えるようになりました。
ふと周りを見渡して、色々調べていく中で、
別法人を立ち上げ、その法人でバドミントンチーム運営をはじめとした様々なバドミントン事業を営んでいくべきだという結論を導き出すまでにそこまで時間はかかりませんでした。(プロチームだった女子チームのみ別法人にて運営を行い、男子チームは今まで通り実業団チームとして運営していきます)
会社に込める想い
という気持ちを込めて「岐阜Bluvic」を立ち上げます。
岐阜清流のBlue、勝利のvictoryの2つの想いを込めた名前です。
少し壮大な話にはなりますが、バドミントンという競技が持つ力を最大限に発揮しながら、岐阜県のみならず、東南アジアを中心としたバドミントン人気国に出ていき、岐阜から世界へを体現する組織にしていきたいと思います。
事業内容としてはバドミントンチーム運営は勿論のこと、バドミントンスクール・アカデミー・youtubeチャンネル・ファンクラブなど、出来る事を一歩ずつやっていきたいと思っています。
どうか今後の岐阜Bluvicにご期待ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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