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狂気から学ぶ、進化と老化

1990年代後半から2000年代を代表する
稀代のスラムダンカー

1998-99シーズンのNBA新人王
2000年シドニーオリンピックの金メダリスト

198cm、100kg、42歳、いまだに現役


来季、22年目を迎えることがほぼ決まり
新加入の選手が生まれる前からNBAでプレイしている 

これまでの最長記録は、過去に4選手のみの21シーズンだったため
NBA史上初の快挙となる


スローで見ないとわからないほどクルクルまわったり、
肘までリングに入ってしまう豪快なダンクが持ち味だった

前述のオリンピックでは
218cmの対戦相手を跳び越えてダンクを叩き込んだことも


悩み事なんて吹き飛んでしまう爽快感は
歴代屈指のハイライトといっても過言ではない

当時のニックネームは
イニシャルと狂気(insanity)をもじった「VINSANITY」


PUMAと契約中にAND1のバッシュを履き
賠償問題になるおちゃめな一面も

結局、肩代わりをしてくれたNIKEと契約



若いころは易々とダンクを決められたが
今ではテクニックを駆使してレイアップ

スターティングメンバーからロールプレイヤーに
ダンクマシーンからアウトサイドシューターへ

肉体の衰えからプレイスタイルを変更し
若手のメンターとしても活躍している


有識者曰く、昨今のシステムの変化は
2Dから3Dゲームくらい進化しているという

老いと闘い??、時代の流れに乗り続けることが
いかに難しいかを実感している人は多いはず

(自分も含めて)チャレンジすることを諦め、
スマートフォンすら使いこなせないおじさんたちに見習ってほしい


時の流れとともに、役割の変化を自ら見出した
ビジネスマン必見のロールモデル

続けることの大切さと難しさを
改めて教えてくれた彼を、好きにならない理由があるだろうか


スニーカーとNBAが好きな人