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RE-fixed Face Detailer

私は一年以上…確かCivitaiで拾ってきた記憶ですが…という出処定かでないFace Detailerの取り回しを自らが作成したjsonで使用してきていましたが、
(ここまで公開してきたワークフローの多くで採用しています)

性能的な問題…というか不安定な処がずっとあって、

それって何処かと言えば、二段階目に相当するDetailerpipeと組み合わせて、顔のパーツごとに特化して再生成をかける工程の部分ですね。

一般論としては、パーツの抽出が出来ない場合、bbox_thresholdの値を下げる事で、抽出精度を上げる事が出来ると言われていますが、どうしても抽出確率が低かったのです。

一方、私自身サポートナンバーの一人になっているAI開発グルーブ、お馴染みControlAltAIが、いつもながら超絶難易度の高い組み方を公開してくれていて、私も真似して組んだものを公開していますが、

ノードの組み方を比較した結果、今更と言えば今更ですが、原因に気づき、対処した処、大幅に検出精度が向上しました。

下が、ControlAltAIの組み方ですが、違いは何処か ?

そう、検出の為にface_yolov8系detectorを使うか、SAM_Loaderを使うかの違いです。

たった、これだけの事に気づかなかった...のは、なまじface_yolov8系でも「一応検出はする」からでしたね。完全に動作しなければもっと早く気づけたかもしれませんが…

この組み方に変更した結果、下図のようにパーツ検出精度は劇的に改善しました。さすが、ControlAltAIです。

このControlAltAI版は非常に長大なプログラムなので、ここまで私はベースプログラムなどにDetailerを付属させる場合には使用していません

と言う訳で、ここまでベースプログラム始め、各jsonに搭載してきた簡易版Detailerを順次、更新していきます。

まず、SDXLベースは全て更新しました。

元々、WaveSpeedに対応させる作業が必要だったので、同時にやっていきます。少しずつ…

今日のBGMは…

引退を発表された道重さゆみさんに対し最大級の敬意と共に、あの偉大な'14からこの曲を

一時期、アンケート等では嫌いな女性タレントの上位に名を連ねていた時期もあった訳ですが…

我々は、それが不遇の時期にあったモーニング娘。とハロプロの知名度を少しでも上げる為に、この人が文字通り心身を削ってでも「それを演じていた」事を知っています。

人間とは、自分が見たいと欲するものしか見ようとはしませんし、見たくないものからは目を背け、「自分が見たいと欲する真実」を己の中に作り上げ、自分で自分を欺くこともします。

「悪名は無名に勝る」…この人界における冷厳な事実と現実を、特にこの日本という国で理解し、「それ」から目を背けることなく直視し、更には痛みと共に実践できる人間とは、それこそ尋常の器ではありません。

更に、そんな「演じていた虚像」とは裏腹に、どちらかと言えば繊細な方であった…事も、我々は知っています。

故にこそ、この方は真に偉大な人であった…と私は心から敬意を払うものです。人間というものの現実をよく理解し、その上で己が為すべきことを冷徹に分析し、例えそれが己自身にとって想像を絶する痛みを伴う事だったとしても、それを実行する真の意味での勇気を持つ方だったからです。

...

そして以前も書きましたが、私はこの方がネタとして自虐していたように、決して歌が下手だとは一度として思った事はありません。

確かにピッチの正確さと言う点では戦友であった田中れいなさんには及びませんでしたが、この方には、ハロプロイズム…つんく♂イズムにおいて最も重要な、正確なリズム感が備わっていました...というか、それを厳しい鍛錬によって身につけておられました。

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