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TensorRT on SD3&SD3商用ライセンス変更について

TensorRTがSD3でも使用できるようになったので、ベースとなるノードを無料で配布します。

お金を取る程の複雑なノードでもありませんで。

ComfyUIにおけるtensorRTの導入方法についてはこちらをご覧ください。

また、TensorRT用モデルの作成方法についても、SD1.5、SDXL1.0と特に違いはありません。

Pytorch+cuとの速度比較ですが、2倍以上の高速化は実現します。

1024×1024サイズの画像生成で、概ねSDXL1.0をPytorch+cuで画像生成した時のほぼ同じ位の速度ですね。

下図においては、上がTensorRTの画像生成、下がPytorch2.3.1+cu12.1での画像生成です。

これで、LoRAが使えるようになればありがたいのですがね。SDXLも含めて。

現在、A1111用のTensorRTはControlNet対応に向けて開発中の様ですが、果たして、いつ公開されますやら。

また、SD3のライセンスが変更され、SD1.5やSDXL含めた同社モデルによる収入が年間1万ドル以内であれば、無料アカウントのまま商用利用可能となりました。


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