見出し画像

〜妊娠初期と口腔の関係〜

【乳歯は妊娠中に作られる】
妊娠7週 乳歯の芽が出来始める
妊婦3〜4ヶ月 永久歯の芽が出来始める
妊娠4〜6ヶ月 乳歯石灰化開始(カルシウムが沈着して硬くなる)

【妊娠初期の薬の影響】
妊娠4~15週までは特に注意!
妊娠1カ月
(0~3週)基本的に薬の影響を受けない。たとぇ影響を受けたとしても、着床しないか流産となる。あるいは、薬剤による影響は遺伝子レベルで修復され、形態的な異常にはつながらない。
妊娠2〜4カ月
(4~15週)赤ちゃんの外形や臓器が作られる時期で、とくに2ヵ月目(4~7週目)が重要。薬の服用は慎重に。
※先天性異常の頻度について
奇形児の出産頻度は約1.5% (H12.日本産婦人科医学会)。その症状は心室中隔欠損、口唇・口蓋裂、ダウン症の順で、出生後しばらくして明らかになるものを含めると3〜4%ぐらい。薬による影響が考えられるものは、この内の1%といわれている。

Q.歯ぐきが腫れています…つわりで歯を磨くのがつらいのですが。
A.つわりの時は歯みがさが非常につらいもの。でも歯をみがかなかったり、いいかげんに歯みがきをしていると、むし歯ができやすくなるだけてなく、歯肉が腫れ出血しやすくなる。
以下のように工夫して、できるだけお口の中を消潔に保ちましょう。

【つわりがあるときのお口のケア】
1.体調の良いときにみがく
2.ブクブクうがいを十分に
3.ハブラシは小さめ
4.ハブラシは小さく動かす
5.顔を下に向けてみがく
6.においの強いハミガキ剤を大量に使わない
7.ながらみがきのすすめ
8.砂糖不使用のガム(キシリトール、還元パラチノース入りなど)を噛む

妊婦初期はつわりで自身の身体の変化と共に口腔内の環境も変化し始めて、戸惑う時期。これが正解!という事が無く、人それぞれ異なる。無理し過ぎずどうしたらうまく付き合っていけるかご自身に合わせて、様々な方法を試してみて下さい。

#妊娠
#妊婦
#マタニティ
#マタニティライフ
#妊娠初期
#妊娠初期と口腔の関係
#乳歯は妊娠中に作られる
#妊婦初期の薬の影響
#つわり
#つわりがある時のお口のケア
#歯科
#歯科衛生士
#aju_dh_aroma_simplelife

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?