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〜衣替えを手放す〜

 暖かくなってきて、そろそろ冬物をしまって春物を出す衣替えの季節。しかし、私達夫婦は衣替えをしない。なぜならクローゼットにある服が常にオールシーズンのものだからである。しかし、夫婦の服が極端に少ない訳ではない。着る服だけを残して工夫して収納しているだけである。

総務省家計調査2017年より
1世帯当たりの洋服の平均額は
男性 月4358円 年52296円
女性 月6957円 年83484円

 私は過去、この金額よりも大量の服を購入し、着もしない大量の似合わない服にお金を払っていた。SNSのプチプラファッション発信者さんの新作を見ては、チェックしに行くという事が好きだった。

 しかし、それを繰り返してたくさんの服の中で特に感じたのは見た目が好みの服でも、洗濯の手間がかかったり、着心地が良くないと着ようと思わないという事である。

 ちなみに私はオシャレに苦手意識があり、服に興味関心はあるが…溢れる程の服を持っている中で、何を着てもしっくり来ず、「今日は何を着ていこう….」と考えるのがストレスだった。(オシャレな方が羨ましいw)

 そんなときに「着る服の組み合わせを全部同じにすれば選ぶことに悩まずに済む」ということに気づかされた。

【写真右側、クローゼット全体では中開なので中央辺り】
私服のセット【下着、肌着(エアリズム・ヒートテック)、トップス(春秋〜冬:タートルネック・春秋:半袖の上にUVカットカーディガン・夏:半袖)、ボトムス(今は妊娠中なのでゴムのズボンだが、妊娠中じゃない時はクロップドパンツかマーメイドスカート)】の組み合わせ3セットと運動用とパジャマ用兼用で【下着・パーカー・長袖又は半袖・レギンス】の3セットでやりくりしている。意外とこれで洗濯サイクル的にも充分やりくり出来る。
【写真・クローゼット全体左端】
カッパ、白衣、冠婚葬祭、冬物アウターを少し取り出しにくいところに置いている。

 上記の服のポイントは、洗濯後にアイロンをあてなければいけない服は持たないこと(冠婚葬祭を除く)。アイロンがめんどくさいからだ。もちろん、ブラシをかけないといけないような服もない。
 そして、パジャマや部屋着でも着れるような着心地のものしか持っていない。ストレッチがきいていたり、締め付けないものや、手足が動かしやすいもの、シワになりにくいものを選択している。

 最後に…結果的に私は黒を元々多く持っていたのですが、昨年パーソナルカラー診断をしていただき、ブルーベース夏と教えて頂いたので、今後痛んできたりして買い替える際はこれらを参考にして色を変えていきたいと思う。
 何を選んだらいいか分からないタイプの人間からすると、ある程度こうしたパーソナルカラーや骨格診断などのなんとなくの自分に似合う指標を示して頂ける事はすごくありがたい。

 そうして、自分なりのお気に入りのものだけが詰まったクローゼットは気持ちが良いし、なんだか心地が良い。

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