ミスチル歌詞から紐解く アルバム全曲解説 18thオリジナルアルバム「REFLECTION」{Naked}⑤ [蜘蛛の糸]
18thオリジナルアルバム「REFLECTION」{Naked}5番目の曲です。歌詞全文引用します。
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心は今 あらゆる可能性を網羅して
君へと向かう か細い糸をえらんだ
それは蜘蛛の巣 或いは罠に誘う澄んだ糸
体中に纏い死んだとしても本望
荒れ茂る木々の暗がりで
夜露の滴に濡れて煌めく
その美しき糸を
指で触れるよ
この想いを闇雲に振りほどこうとして
でも出来なくて余計にきつく絡まるだけ
恋の終わりの虚しさを
君だって知っているだろさ
それなのに物怖じしない強さに惹かれてくよ
退屈な日々の暗がりで
月光に照らされ揺れる 踊るように
その怪しい光に
目がくらむよ
君という無二の糸を
引き寄せるよ
<出典>蜘蛛の糸/Mr.Children 作詞:桜井和寿
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桜井さんの解説も引用します。
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すごく奇麗なメロディが浮かんできて、ワンコーラスの中でAメロ、Bメロ、サビという分け方もなく、いつの間にかピークに達しているような曲です。僕の中では、ボズ・スキャッグスの「ウィ・アー・オール・アローン」のようなイメージがありましたね。
<出典>Sound&Recording
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歌詞がかけねぇかけねぇといってたのに、一週間で10曲書いてきたっていうエピソードがあります。変態ですね。この蜘蛛の糸の歌詞もその一つだと思います。桜井さん曰く、新曲中心のライブをやるから、まず歌詞がないとだめだよねっていう小林さんの言葉に、悔しいから書いたと。
何回か歌詞を読みこむとこの蜘蛛の糸っていうのはエロ表現でしょうね。きっと
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荒れ茂る木々の暗がりで
夜露の滴に濡れて煌めく
その美しき糸を
指で触れるよ
この想いを闇雲に振りほどこうとして
でも出来なくて余計にきつく絡まるだけ
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この部分はそうですよね。女性の陰部を例えているでしょうきっとね。恋の終わりが見えているのに、体は求め合う男女。女性優位な立場で、男がやや捨てられる感があるんでしょう。桜井さんは大体別れが見えているような歌詞を結構書きますが、大体女性優位、男性捨てられるパターンで書きますが、実際は結構逆だと思います。現実として、女性は男より恋愛において年齢を重ねるごとの優位性は落ちるでしょう。誤解を恐れなければ、若ければ若い程、女の魅力は高く、恋愛においても男より優位に立てる可能性は高い。しかし、アラサーくらいになってくればその立場は恐らく逆転するのが普通でしょう。ハイスペックなモテる男に捨てられるのは女の方でしょう。ただ、桜井さんは女性のリスナーに嫌われないように常に女性優位の歌詞を書いているのではないでしょうか。これはあくまでも詩的見解ですので誤解なきよう。
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