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断片 健康じゃなきゃなんもできないから

 幾度か大病をやらかしてきました。いや、大病、というほどの大がかりなもんでもないのだが、入院と手術、そのセットは三回ほどやってきましたねえ。その経験からいうに、やはり健康は大事なことなのだと、これははっきりといえる。体のどこかに痛みがあったとして、そればっかり気になってしまっては、仕事だろうが作業だろうが遊びだろうがすべてが台なしである。うまくゆかぬ。だからやっぱ健康第一という言葉は間違っていない。お体には気をつけて。これも正しい。体にいいものを食って、足りなきゃサプリなんかも飲んでと。元気出していきましょう(エーザイ)。これもなにやら正しいな。二十四時間働けますか。これはダメ。モーレツ社員とかの時代でしょ。

 概ねのところ日々は順調に過ぎていってます。春のさなか、けっこう暖かい日もありつつ、それどころか暑い日すらありつつ。春用の服というのを着そびれないようにしたいと思う。もったいないでしょう着ないと。そんでちょっと出かける先は近所の映画館、おもしろそうなのをやってますよ。とんと映画を観てなくて、ブルーレイさえ山積み、映像から情報を流し込むこともやらねばならぬ。経験値稼ぎですねそれは、勉強になることだろう。今週は二回その映画館へ行ってこようと思うところ。わくわくの映画の時間です。

 紙のノートは書いているんだけれども、情報カードは最近書いてないですね。カードの一式は机に置いてあるのだが。タグは七つ、雑記、生活、小説、作業、読書、映画、音楽、というくらいの見出しで分けている。京大式カードでやっていて、これをめくるとかつて浮かんだアイディアが書かれてある。ネタに詰まったときにはよかろう。詰まったときのことを考えてどんどん書き溜めるべきである。とはいえ紙のノートで手一杯という事情もある。カードをノートで代替できてしまうのも問題だ。が、カードの利点はある。めくったときに目的の情報にたどり着きやすいのだ。小説タグだったら小ネタがいっぱい書いてあるんだし。またカードをやろうか。どうでしょうかね。

 部屋を見回して気づいたのが、いままでの音楽の聴き方をしていてはちょっと消化しきれないほどのディスクの量なのだ、という、ディスクの買いすぎの成れの果てのこと。いったいどういう聴き方をしていたか。これは三度までその音源とガチ対決する、というもの。聴くこと以外の何もしない時間をディスク一枚あたり三度やる。だいたいのところこれで三時間かかるんである。同じ音源を続けては聴かないが、五十枚のディスクで百五十時間、百枚で三百時間。どこにそんな余裕があるというのだ。そんなんやってたら人生時間切れになるので、聴き方を変えていくことにした。一度目はガチ対決する。二度目以降はBGMなどにしても可とする、そんな気楽な聴き方へと。これでいこう。

 読書は進んだり止まったり。自分の小説のことをぼちぼちと考えもする。次回作はぼんやりと形を作りつつ、現れつつ。アイディアは出てきてるんで手帳に書き留めている。どんなお話かの骨組みみたいなところからやっている。師弟関係足すことの三角関係、みたいな形になるか。うまいものを書きましょう。タイトルはとうに決めてある。新型iPad Airをこの小説のために使いましょう。Magic Keyboardがよいのです。自然と書きたくなる環境というのがいいですなあ。サブデスクも買ってよかったというもの。ニトリで二千円とかだった。これで十分すぎるほどに機能する。書いている。私は書いていきますよ。



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金井枢鳴 (カナイスウメイ)
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